見出し画像

本場アメリカのアメフト Part2~市場規模編~

皆さんこんにちは!
「フットボーラー タイガ🏈」です。
本日も私のNoteにお越しいただきありがとうございます。

コロナウィルスの第二波の脅威が更に増す中、ついにNFL選手の中でも
今シーズンの出場を全試合見送るという判断をする選手が出てきました。
命以上に大事なものなどないので、選手の判断には完全同意ですが、
1ファンとしては少し寂しいですね。。
いち早くこの状況が収束するのを願っております。
皆さんもご自愛ください。

さて、そんな状況でもできることは必ずあります。
私は引き続きこのNoteを通じて自粛期間も皆さんにアメフトという価値を
提供できるよう引き続き精一杯励んでまいります。


今回は前回の続きで、市場規模や観客動員数などのデータを元に
世界のスポーツと比較した、アメフトの人気を解析していきます。

(前回の記事を見てない方はぜひPart1をご覧ください!)

まず前提として、アメリカでは4大プロスポーツリーグと呼ばれるものが
あることはご存知でしょうか?
MLB(野球)、NBA(バスケ)、NHL(アイスホッケー)、
そしてNFL(アメフト)この4つが当てはまります。
(最近はサッカーも入ってきて、5大スポーツになりつつありますが。)

第3回4大スポーツ

さらに4大スポーツの中でも最も人気が高いスポーツが
なんとアメフトなんです🏈

大手世論調査会社「ハリス・インタラクティブ」によると2015年の
人気スポーツ調査のデータでは2位の野球が15%だったのに対して、
1位がアメフトで33%とダブルスコア以上の差をつけて圧倒的人気を
誇っており、データからもアメフトが全米No1人気スポーツであることが
証明されています。
出典:https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/column/15/052000044/052000003/

また、年間総収入の面でも4大プロスポーツリーグの中で
アメフトが1番となっており、2018年には年間150億ドル
(日本円に直すと約1兆5000億円)の収入をあげています。
と言われても比較対象がないので、どれくらいビジネス規模が大きいのか
想像がつきませんよね。

では、日本で最も人気のあるプロ野球と比べてみましょう。
日本のプロ野球業界の2018年の総収入は年間20億ドル
(日本円に直すと約2,000億円)です。

単純計算でNFLは日本の野球の約7倍の経済効果があるのです!!

これだけでもどれほどの規模の大きさかお分かり頂けると思いますが、
次に観客動員数の観点でアメフトの凄さをご説明します。

2019年度全世界の主要プロスポーツリーグの観客動員数は
堂々の1位がNFLで1試合当たり平均67,100人の観客動員数を誇ります。
つまり世界中のスポーツで1番NFLが観客を集めているということです。
2位はドイツのサッカーブンデスリーガで1試合当たり平均43,000人、
日本のトップは世界第5位の野球で1試合当たり平均30,000人です。
こちらも日本の倍以上の数字を記録しています。
出典:https://sport-ryugaku.com/global-pro-sport-teams-average-attendance/

第3回スタジアム画像私の好きなNFLチームデンバーブロンコスのホーム:Sports Authority Field


そして、アメリカでのアメフト人気はプロリーグのみに留まりません。
もう1つが大学アメフト(通称、カレッジフットボール)です。
日本だと、たかが大学の1部活動程度で済まされますが、
アメリカのカレッジフットボールの規模はそんなレベルではありません。
なんと、大学スポーツの年間収入がプロスポーツを上回ってしまうという
驚愕の事態が発生しているのです。
(カレッジフットボールのファン数は、4大スポーツである
NBA、NHLを凌いでしまいます。。)

また、観客動員数の観点においてもカレッジフットボールは
なんと先ほど述べた世界一のNFLを上回っている大学がある程です。
年間のホームゲーム平均観客数が10万人を超えるチームもあるそうです。。
(※1部の有名大学に限られるという前提はあります。)
つまり、日本ではたかが1大学の1部活動程度ですが、
アメリカのカレッジフットボールの場合は観客動員数の観点で比較すると
世界トップレベルと言っても全く過言ではないレベルに達しているのです。
出典:https://newspicks.com/news/1009623/body/

PSUスタジアム

この画像は全米でも屈指の人気校Penn State Universityの
本拠地Beaver Stadiumの様子です。
白いのは全部ホームチームのファンです。
Penn Stateが得点したり、相手チームの選手が少しでもミスをしたりすると、この人たちが全力で喜び、スタジアムが割れるような声援を上げるんで
この中で試合をする相手チーム選手は本当に地獄と思います、、笑
一度はこういうスタジアムで本気でアメフトを観戦したいですね!!

またまた、思っていた3倍くらい記事を書いてしまいました。。
本記事はこのあたりで終了にします。
この2回を通じてアメフトの凄さ、可能性を少しでも分かってもらえれば
とてもうれしいです。

最後まで読んで頂いた方に本当に感謝します!
これまでは入りの部分としてアメフトの人気を客観的に説明してきました。
次回はいよいよアメリカのルール説明に入ろうと思いますので、
ぜひ楽しみにしておいてください!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?