【落語】狸じゃあるまいし | あらすじ

｢死ぬまでに一度はゴルフをしてみたい｣
ご隠居はそう思っていた

八五郎はご隠居の願いを叶えてやりたいと思った。ゴルフクラブを買って恩返ししたかったのだ。だが先立つものがない。そこで八五郎は，かつてご隠居が助けた狸に頼んで｢ゴルフクラブに化てもらう｣と提案するのだが，ご隠居は難色を示す。ならば…

｢俺がゴルフクラブになる｣
｢ゴルフクラブになるなんて無理だよ八っつぁん。狸じゃあるまいし｣

かくしてゴルフクラブになった八五郎は意外な才能を発揮することになるのだが，1番ホールを終えると姿を消してしまう。夢が叶い大喜びのご隠居は突然ゴルフクラブを失い奈落の底へ

2番ホールへ行けるのか!? どうするご隠居!?