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豪邸があった

豪邸があった

家の周りを散歩していたら、めちゃくちゃ凄い豪邸を見つけた。デカいだけじゃなくなんというか、とてつもない歴史を感じて、どうしても気になって調べてみたらこの地域で大塩平八郎の以前からの有力者(年寄役というもの)ぽかった。

そんな時代の力が未だに残ってるのかと驚いて、更にネットで調べてると今の家主っぽい人の論文が見つかった。その論文にはその人が生まれた住所が書いてあったので調べてみると、あの豪邸ではなくすぐ近くの小さな神社になっていた。ある宗教法人の神社らしく、その神社のことを調べても神社好きのおっさんが謎だ!この神社は謎だ!という謎だらけのブログだけしかでてこなく何も分からなかった。節税のための見せかけ神社なんかなと妄想しつつ、その宗教法人を調べてみると、信者の数は少ないけれど明治天皇にわざわざ認められた宗教だった。

明治天皇といえば近代日本国家の象徴で、明治時代は日本が1番日本として力と思想を持っていた時代といえるかもしれない。つまり、この宗教はなんか秘密結社的なものなのかなと変な妄想をしてしまう。その宗教での教義は『朝は希望と共に起き、昼は勤勉に働き、夜は感謝ともに眠る』だった。めっちゃ聞き覚えがあった。麻生太郎が国会の答弁で自身が生きる上で大事にしていることだと言ってバズっていたセリフと全く同じだった。俺も深いと思っていた。

なんか宗教と政治や陰謀論的なものを感じた散歩になった。未だに日本の政治っていうのは民主主義的に見えて全然全く世襲政治なのかもしれない。

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