ドストエフスキーの『作家の日記』からのドストエフスキー入門

ぼくはドストエフスキーが大好きだ。今日、ドストエフスキーの『作家の日記』を米川正夫訳で6巻BOXをAmazonで買った。ドストエフスキーは『作家の日記』という題名だが、純粋な日記ではない。雑誌に掲載する社会主義やキリスト教についての小咄(こばなし)がちりばめられている。ドストエフスキーは癲癇(てんかん)の持病があった。性格は粘着気質なので人物描写が異常にしつこい。ぼくが入院していた時、ドストエフスキーが書いた『悪霊』がおもしろかった。難しかったけど読み切ることができた。概要はステパン氏という知識人がワルワーラ夫人のサロンみたいな場所でスタヴローギン・キリーロフなどのかなり濃いキャラクターがでてくる。ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』が一番読んでもらいたい。できれば米川正夫訳かあるいは原卓也訳で。米川正夫訳は古いがべらんめい調でおもしろい。ドストエフスキーの全集はすべて米川正夫さんが翻訳されている。

今年もいろいろな人に出会って交流することができた。その感謝のかたちとしてnoteにコンテンツをのこしてがんばっていきたい。

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