イマジナリィコンベアァ

藤本薪(fujiphone)

君が仕事を納めるとき、仕事もまた君を納めている
仕事納めしました。藤本薪です。

過度にシステマティックな飯屋は疲れます。
繁華街の牛丼チェーンのランチなど
店員さんはピリピリしながら、如何に効率よく客に飯を配り、金を集めるかのRTAをしているかのようです。
僕はこの場合店員さんが主人公だと思っているので、
不文律を破らぬよう、迷惑をかけないよう、できるだけスムーズにシステムに乗れるようアンテナを貼るのです。

昔colormalのイエナガくん、さん、が以下のようなツイートをしていたのが印象に残っています。

妙に腑に落ちてしまって、牛丼屋に行くときは自分は豚であると自己暗示がかかります。

もういっそ給餌にシフトしてこんなのはどうでしょうか

料金は先払い
来店と同時にベルトコンベア上の椅子に座ります。
目の前を流れていく机には一口サイズのメシが並んでいて、コンベアのゴールまでそれを食べる事ができます。
コンベアの終点で自動的に終了、椅子が畳まれて退店を余儀なくされます。

飲食店で大切なのは「席数×回転率×客単価」
このシステムなら満員である限り安定した"回転"率を確保する事ができます。

飲食が終わったにもかかわらずダラダラ携帯を見るお客様もいなくなります。

ここまで書いていて思いました。
今の牛丼屋と変わらないですね。
実物のコンベアがないだけで、精神のコンベアに乗せられて、

食券機で支払いを済ませ
空気を読んで空席を待ち
席が空けば速やかにメシを食べ
食べ終わったら速やかに退店する

変わらないですね。

コンベアに乗ってる意識があるからコンベアに乗ってない人見るとびっくりしちゃうんだよな。

歳末、2023お疲れ様でした
2024も気高く生きて下さいみなさま
僕もできるだけ頑張ります。

追伸
すこしふしぎ人形劇やってます。
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