見出し画像

バランスをとるということ

我がジャクソンビル・ジャガーズ、今期初勝利。

これで1勝5敗。

「昨シーズンからの20連敗がようやくストップ」とのこと。

おいおい。去年は1勝15敗だとは知っていたけど、その15敗は15連敗だったのか。と知る「にわか」です。

2020年9月13日(コルツ 20 - 27 ジャガーズ)以来の勝利なのね。1年以上勝ててなかった。

ネットで過去の情報がすぐに確認できるようになったのは良いことだ。と、こういうときに思う。

今日の試合はギリギリだったけど、とにかく1勝できてよかった。

突然だけど、

「戦力均衡の追求」(せんりょく・きんこう・の・ついきゅう)

NFLを好む理由のひとつがこれ。

『スポーツの魅力とは最高のレベルで戦力の均衡したチームが繰り広げる競争状態である』という理念のもと、NFLは運営されているのですっ!!

「戦力均衡の追求」すごくいいと思う。何回も口にしたくなる。んー、そうでもないか。

細かい話は書くのも読むのも疲れちゃうと思うので割愛しますけど、テレビの放映権料とかグッズの版権収入をリーグ全体の売上げにして各チームに分配する仕組みだったり、各チームの選手の年俸総額の上限を調整する「サラリーキャップ」だったり、完全ウェーバー制のドラフトだったり。

そんな戦力均衡策の結果、NFLの年間チャンピオンを決める「スーパーボウル」を3連覇したチームは1チームもないのです!

2連覇はたまにあります!!

NFLのリーグ運営の話については、ちょっと前の本だけど

こちらの、第3章「ピート・ロゼールの登場」、第4章「NFLの組織」、第5章「NFLのブランド」を読むと、よく理解できる&スゲーって思っていただけるはずです。読みたい方にはお貸しします。

「富める者が勝者」的な資本主義のアメリカで、社会主義的にも感じるNFLのマネジメントシステムが機能しているのは面白いな~、などと独りインテリぶっていたところ

同じ、種子田穣先生の

こちらの144ページに「資本主義の国アメリカで社会主義的なシステムが~」みたいなことが書いてあったのでちょっとうれしかったです。

日本人の方がこういう共存共栄のシステムは向いてそうな気がするんだけど、気がするだけかな。どうかな。

さて、ジャガーズの話に戻りますが、昨年1勝15敗とボロボロに弱かったので、完全ウェーバー制ドラフト~つまり弱い順に指名していくドラフトで、今年は1番最初に指名できたワケです。

「一番弱いチームが、その年で一番良い新人選手を指名できる」っていうのはなかなか。

で、今年の春のドラフトでやってきたのが攻撃の司令塔ポジションQBのトレバー・ローレンス君。

高校2年からの6年間で先発した76試合で2敗しかしてないという彼が、NFLではいきなり5回も負けちゃった。

初勝利うれしいよね。サラサラブロンドヘアをなびかせて次の試合もたのんます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?