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言語化力 言葉にできれば人生は変わる

言語化力

本を出したんだけど、新宿の紀伊國屋は最高だった。本屋回りすると、いろんな本屋を回る。地方の都市とかで、著者ですと言っても全く伝わらなかった。でも新宿の紀伊國屋はちゃんと認識してくれて、周りにも自分のおすすめ本をたくさん置いてくれていた。

いい本について。
世の中にたくさんいい本ってある。

思いがあるんだけど、言葉にできないという人が多いと思う。SNSが登場してから、何者かになりたいという気持ちになる人が増えてきた。
人生相談のコーナーを担当していて、くつざわさんとの対談をしたのだけど、ぽろっと自分は何者かになりたいんですよねと言っていた。それが印象的だった。
SNS、最近facebookはおじさんが自慢しかしてない。他のSNSも、皆自慢しかしてない。見ていると、知らずのうちに比較してしまう。自分はダメなんじゃないかと思っているんじゃないかな。

何があれば幸せなのか?自分の幸せは人にはわからない。自分の幸せは自分の言葉で定義しないといけない。
最近は言語化って流行っている。自分の幸せは自分で定義していかないといけないよねとは言われているけど、言語化についてフォーカスしたものはない。

ここで自己紹介させてください。会社の代表、xx、xxをしている。
左利きのエレン/キングダムのビジネス書化等。

言葉をちゃんと使える人と、使えない人がいる。ウサインボルトに早く走るコツを聞いたら、膝を早く前に出すことだと言われた。なんだそれは笑

自分も昔は言語化をするのが苦手だった。何言ってるのかを逐一確認されてたり。でも、そこから気をつけるようになった。

life is contents

自分の人生の全てはネタ作りだと思えばラクになる。小学校の時に親の仕事が破産した。
夜、家族で団地に夜逃げした。小学生5年生だったんだけど、これはやばいぞと思っていた。(もともと車3台持っていた家だったんだけど、だんだん車が減っていった。)

学校もお金持ち学校だった。学校の友達を家にも呼べない。それで、周りにも言った。
「面白いことがあってさ、昨日、夜逃げしたんだよね。」
かわいそうにとか思われるのはすごく惨め。だけど、周りは え!何それすごい。 と面白がってくれた。その時、言葉の力を感じるようになった。少しのトラブルがあっても、いいかなと思えるようになった。

博報堂の仕事をしていた時に、鈴木オサムさんとお仕事をしていた。
ニッサンの広告で、クライアントから指名が来た。社内にソーシャルメディアを使った仕事をわかっている人が自分しかいなかった。クリエイティブディレクターやれと言われたけど、若くて責任が重い。

そこで、鈴木オサムさんを指名した。

どれだけ面白いことを考えても、お客様の細かい事情でお仕事ができなくなってしまう。(言い回しなど使えない)それを守っていると面白いことなんてできないと思っていた。
細かい事情で、今まで作っていたことができなくなった時がある。その時、鈴木修は 「面白い。そんな事情があるんですね!」と、爆笑した。これはいい。自分の幅が広がると考えたらしい。怒る、よりも笑う。こうすることで思考が広がる。

仕事は価値の創造、価値の証明でできている。
価値の創造はよくやると思うんだけど、価値の証明もしないといけない。

自分は仕事をした時に取材に入ってもらったりして、発信するところまでやっている。
情報が発達した結果、情報の海に埋れてしまい多少の仕事をしても紹介されなくなった。なんですごいのかまで発信しないと伝わらなくなってきた。

昭和〜平成、仕事は数字が指標だった。売り上げを1億伸ばそう。とか。当時は簡単だった。人口も増えていくし、頑張れば数字は伸びる。でも今って人口減っているから、普通に頑張ってもダメ。
モノも溢れている。モノがあっても幸せになれないと思われている。
それなのに数字110%成長しようって無理じゃない?そこで、私たちは自分の言葉で説明しないといけない。

数字のかわりに、その成長になんの意味があるのか、誰を幸せにしているのかを定義しないといけない。
数字の成長には我々は頑張れない。でも、やらなければならないことを言語化し、それを達成するために数字があるとしたら頑張れる。

なので、言語化をし、達成の確認のために数字を使うのは良い。

会社、50人くらいのところだとそんなに売り上げを大事にしなくてもよい。でもうちは気にする。
うちは挑戦と社会の変化につながる仕事しかやらない。売り上げが変わったとしたら、社会にそれだけ変化を起こせていると思っているから。
言葉で定義してるから、頑張れる。

誰を幸せにするのか、何のために頑張っているのかを定義することで、頑張れると思う。

持ってる、持ってないという話になる時がある。イチローは持っている。
持っているとはなんだろう。自分の選択に自信があることなのでは。
ワンピース、ナミが拐われた時がある。敵はめちゃくちゃ強い。ナミは敵が強すぎるから助けに来ないでと言ったけど、ルフィは自分はどうしたいんだ、と聞いた。ナミは助けて。と。するとルフィたちは敵を倒すことができた。
人間は自分がやっていることが迷いがないと思えると、手足が伸びるようになる。
自分のやってることが世の中に貢献できている。と思うと、伸び伸びしたり自信ができるようになる。
自分自身でやっていることがしっかり信じられている人は、堂々としている。周りの人もそれについていくようになる。
自分がやっていること、仕事は、誰のためにやっているのか、なんでやっているのか。それを信じられるかどうかを書いてみるといいと思う。


すぐに回答を出せる人、持っていると言われる人ってなんなのか。

なぜ自分がすぐに判断をすることができるのか。自分がどの立場に立つかがわかっていないと、発言ってできない。決めるのが遅い人は自分のスタンスから考え始めている。

本質を掴む。
売れない理由って沢山ある。
商品が良くない、社員のやる気がない...etc
本質はどこなのか。を特定する。

感情を見つめる。
自分の意思、感情を見る。

言葉を整える。
自分の伝えたいことを伝える。

一番大事なのはスタンス。仕事で大事なのは、
how to say
what to say
大事なのは何をいうか。
意外と大事なのが誰が言ってるんだ。どういう立場で発言しているか?
バカというのも、愛してる人をバカというのと、嫌いな人にいうバカ。全然違う。

Q.スタンス、会社だと八方美人なところもあると思うんだけど、そのスタンスってどうですか?
A.みんなに好かれようとするとみんなに嫌われる。スタンスを決めないのはどこに集中するか決められない。どこか一個だけに集中しないと、一歩出ることはできない。

Q.ネガティブな感情もスタンスを決める大事なポイントですか?
A.怒りが大事だと思っている。ここに来るまでにムカついたことある人います?
満員電車でした。
満員電車っておかしいよね。あれば、第二次世界大戦にナチスが無理やり送った電車があるんだけど、それよりも人口密度が多いらしい。
自分たちは自分の意思で乗ってるからそりゃそうだよね。
一番最初に解決しないといけないと思う。
なんかおかしいと思ったら、発言しないといけない。皆んななあなあにしてるものって、皆んなスルーしてるけど、
ideaの言葉の元は、ideal。理想的なものという意味。
みんなが不満に思ってることは解決できる。
解決できるものを探そう。電車を使わない、タクシー、自転車、車。
それを社会に展開するにはどうしたらいいか?を考えるといい。

Q.言葉に対して敏感になれ。言葉は手段と書いてあったが、xxx(聞き取れず)
言葉はルール作りだと思う。
her projectで、日本では結婚してる人をおまえ、とか、お母さんと呼ぶ文化があるけど、これっていいんだっけ。
奥さんのことを、ちゃんと名前を呼んでいくと奥さんの態度や口調が優しくなったという実験があった。
goでは、クライアントさんのことをそう呼ばず、パートナーと呼ぶようにしている。対等な立場なので。
我々ば自分のことを医者だと思っている。お客さんは売りたいものが売れたくなったetc
お金を払ってくれるから、対等じゃないと思ってると思うんだけど、もし医者で考えたとしたらおかしいよね。

広告業での失敗でよくあるのがお客さんのことを話をききすぎている。うちは、クライアントの言うことは聞くけど、話は聞かない。と言うことをよく言っている。

うちは、テーブルを全部丸くしている。
四角いテーブルだと、上座、下座、いろいろ考えてしまうけども、丸いテーブルならそんなこと考えなくなる。
不満とかあるのであれば、相手との関係性を考えてみるといいと思う。

コペルニクスによって、天動説と地動説が転換したことがあった。なんで転換できたのか?
天動説、を信じている人がみんな死んだからという説があるw

Q.上の人の考えが違う時、どうやって変えていったらいいのか?
A.ミクロでは戦わず、マクロで勝つ。おじさんの役員を言いまかすことは簡単だけど、相手のヘイトはどんどん溜まる。相手の成長を少しずつ進めていく。
その小さな前進が、マクロでの勝利になる。
言い負かさずに、〜だと思うんですけど、どうですかね〜。そうですか〜。みたいなものを少しずつ少しずつやっていけば変わると思う。

Q.江戸切子の生き残らせたい会社(実家)があるんだけど、手伝ってもらえないか?フィーが高くてビビっているw
技術も人もいるんだけど、発信が下手で生き残れなさそう。一緒にやれないか....

基本的にうちの会社は高い。でも、社会のあらゆるものを変えたいので、やり方はいろいろあると思う。
1.いろんなネットワークがあると思う。江戸の伝統文化未来に残したいカルチャーとして、連合させて、まとめてプロジェクトにしちゃう。
2.クライアントに売っていく。
江戸切子の技術を車に使う。とか。
3.ベンチャーキャピタル
本当にいいものなら、出資して、スタートアップとして応援する。


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