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■ダンサー人生[第六十一話]

あなたは、自分の中の「本当の姿」を知っていますか?そして、その本当の自分に変身する鍵を手に入れましたか?誰も知らない、本当の自分に会いたいですか?yesであれば、この話(ストーリー)をヒントに、本当の自分に会う鍵を見つけてください。■■■

★expgとは、EXILE professional Gim の略で、ダンスボーカルグループのEXILEが所属する事務所LDHが運営開始した、ダンス、ボーカル、アクターを養成するスクール

■expgキッズダンサー

「そういえば、レッスンの最後に、テストみたいなのがあったよ。」それがすべての始まりとなることは、想像すら出来なかった。

 子どもたちがダンスクラスアップの見極めとなるダンスオーディションに立て続けに合格し始めたのが、小学5年の後半頃のことだった。それまでは、なかなか結果(クラスアップのオーディションにて)がでず、挫けそうになっていた。私達は、家族総出でexpgに毎週長距離を通い、全てをかけて、ダンスに打ち込んでいた。そのため、「ここまでやっていても駄目なのか?」と言う気持ちが、出てきてしまい、めげそうになる気持ちを抑え込み、それでも、「いや、あともう少し、できる。絶対できる。」と自分たちに言い聞かせ、しがみついて、必死に通い続けた。

 そんな状況下の私達に一瞬の光がさし込んだ。                  「そういえば、レッスンの最後に、テストみたいなのがあったよ。」と長女から聞かされたときは、まだ私達はピンとくることはなかった。おそらく、レッスン終盤に、時間調整のための、レッスンメニュー以外の特別なメニューをインストラクターの先生が用意していたのだろう。その程度に受け止め、私達は車を帰路に向け、走らせ始めた。

 実は、expgのレッスン終盤に行われた、それは「イベントオーディション」であった。通常のオーディションの場合には、事前に課題曲や、振りの内容などの事前告知があり、少しだけ準備期間がもうけられるため、参加者のオーディション課題は、それなりに完成度が高かったようだ。しかし、突然行われるオーディションの場合には、実力がものを言う世界だ。               純粋に、今現在の実力を確認する意味と、急な対応に応えることができるのかを試すために、このようなオーディションが行われていることを私達は、あとから知ることになった。

 そして、このオーディションをきっかけにプロダンサーとして初ステージにデビューすることができた。            その大きなイベントは、当時日本中でメディアに大きく取りあげられ、紹介された。  そのイベントとは!

💕あの大きな夢に向かって。

💕夢の実現の年のことだった。

💚人を愛するポイント💙         ●「その日」は、突然来るのだった。挫けそうになっても、やり続けてきて良かったと思える瞬間だった。そして、運命の結果は?

第六十ニ話に続く

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