わたしの恋文　✦九話✦

❥❥❥私の恋文を公開します。

❥誰もが恋をする。❥誰かは直接告白する。　❥一握りの誰かは恋文を綴る。❥昔の恋を想い出して恋文を綴ってみませんか。❥あの時、渡せなかった大切な気持を。　　　

　早朝に美しく開花し、日中には萎んでしまう花のように。どことなく儚くも美しいあなたを見かけると、なぜか背筋がキリッと筋が入ったように伸びます。あなたは、双子姉妹のお姉さんでしたね。家庭の雰囲気が見たように想像できるほど、育ちがよく、そして誰に対しても優しいですよね。あの日、あなたから、私に、「紹介したい女性の友達がいるんだけど。」と告げられたとき、心の中のザワザワが複雑に騒いでいました。私は、その紹介された人とは、お付き合いすることはないと思います。まだ、気持ちの整理がつかないので。　　　　　　　　　　　　　　　　あなたに、私の気持を伝えておけばよかった。もう戻れないあの頃には。好きだったんです。❤