マガジンのカバー画像

つぶやき

21
日々感じたこと、思ったことをつぶやき絵にしています。
運営しているクリエイター

#イラスト

空は高く 山は赤く
風に感じるひとつの区切り
生物達は生き急ぎ 人だけがここに取り残されて

鮮やかな変化を求めそして美しく散っていく木々
なのに人だけは何も変われない

だけど
この時が美しく何故か悲しみが伴うと
思いを馳せ いつか思い出すことができるのも
ただ人だけなのかな

fujinoki
2年前
8

いつか見た夢をみた
忘れ物が気になる時のような
過ぎ去った時間をふと思い出した時のような

いつかの誰かが強く私を呼んでいる
そんな夢だった

記憶の中にずっと残るこの夢を
これからも私は大切にしていこうと思う

fujinoki
1年前
15

秒速50mの風が吹く
私の内に吹き荒む
怒りの対象以外には
考えるものなど何もない

だけど我に返って考える
この感情が爆発した後
私の破片は誰が拾うのか?

小さく縮こまった私のカケラ
カケラのことを考えると
急速に怒りはしずまって

雨の音だけが静かに耳に残った

fujinoki
1年前
7

暖かい風が吹く
吸い込んだ空気が柔らかくて、あの頃をそっと思い出す

未来永劫変わらないもの、そんなものはきっとない
だけど信じるのは自由、感じるのは自由
何度季節が過ぎても忘れられない記憶がある

思い出すよ、忘れないように
帰ってくるよ、私はここにいたのだから

fujinoki
1年前
7

幸せ ってなんだろう?
それはとても難しい質問だね
私とあなたが違う人間であるように
幸せの意味がピッタリ合うことはきっとない
だから自分の想いは大切な場所にしまっておこうよ

今はそんな難しい顔をしないで笑顔を見せて
いつかお互いが語る幸せを
あなたの隣で聞くのがきっと私の幸せ

fujinoki
1年前
16

『私を見て』と、心から叫んでいる
かわいいのは『自分』だけ、他の誰にも興味はないわ

何も見ようとしないから、きっとずっとわからない
自分は孤独なのだということに

そして優しい人にも気づけないのね
暖かくそっと照らしてくれる、とても大切な存在を

この先ずっとわからない

fujinoki
1年前
9

自分の弱さを大切な人に見せるということ それがとても怖い きっとあなたは戸惑う そして優しく私に手を差し伸べてくれるでしょう けれど 時が経つごとにあなたは変わる あなたが変わるというその事実が 私を恐怖の中に追い立てるのです

目が覚めた
今日がまた始まる

トントン

また1日が始まる

トントン トントン

目的地をただ見据え
電車は今日も走る

遠ざかる先へ 余韻だけこの場所に残して

トントントン……

春だもの もう少しここにいさせて

心地よく
少し寂しい
私は未だ微睡の中

fujinoki
2年前
2

私は小さく 弱く
強い力はないけれど

小さな小さな籠に押し込めて

踏みにじることはしないでください

そんなことをされると
私はあなたの存在を否定したくなる

そんな感情は嫌い

空に向かって高く飛ぶ

その可能性を私から

決して奪わないでください

fujinoki
2年前
25

明るい夜に聞かせてよ
長い 長い 夜だから

裸足で歩くこの道は
まだほんのり暖かい

誰にも会えない 一人の夜

あなたの声を
聞かせて欲しい

そして きざむの 軽いステップを

限りも知らぬ おのが行かまほしき所へ

ゆく先へ
ゆく先へ

fujinoki
3年前
10

ふと見た
何気ない景色に

重なり 頭に浮かぶのは
いつもあのまちだった

忘れたくても
忘れ難くても

あの日々の中にいた
あの場所のことを
思い出す

帰りたければ

ひとり つい立ちて行きけり

世の中に

fujinoki
3年前
3

言葉なんて信じない

嘘もホントも全部
あなた次第

だから

あなたの手が 唇が 目が
語る何かを

限りなく真実に近い答えを
きっとみつける

そう
私は信じているんだ

だけど
時々思う

嘘とかそんなのどうでもいい
ただありのままの
あなたの言葉を聞いていたいのだと

fujinoki
3年前
6

クルクル 沈む
頭の中

信じたい『答』があるけれど

行き止まりが
何より怖すぎて

だんだん 進む
時の中

ふと見上げた夜が

美しく 静かで とても広くて

あなたと私がいる

この時が この場所が

同じなんだと気付いた時に
少し微笑むことができました

fujinoki
2年前
18

いつの日々も人は人と比較をする事で自分を確かめた それが人間 きっとそれが社会 いつの世も卑しく黒く醜いものを 他と多に押し付けている そんな比較はしたくない 抗いながらも自分が自分であるための理由を 考えていきたい 強く自分の足で進むための知恵を 学ぶ勇気を