見出し画像

片手でプレイできるVR卓球

VRを活用した体育授業を検討する中で、卓球の可能性を探究するため、Eleven Table Tennis というアプリを使っています。私は Meta Quest用の卓球アプリとしてこれと Racket Fury を持っていますが、どちらも素人には驚くほどの再現性で、もう卓球はこれで良いのではと思ってしまいます。

しかも Eleven Table Tennis を Meta Quest 3でやると、ARモードで自分の部屋の中に卓球台を置けるので、白熱して壁に手をぶつける心配もありません。笑

そんな優れものの卓球アプリは、卓球なので使用するコントローラはラケットを持つ利き腕がほとんどですが、サーブで球をトスするときだけ反対の手(コントローラ)を使います。では、片手が不自由な人はプレイできないのでしょうか。

と思って調べてみたところ、Eleven Table Tennis には片手モードがあることが判明しました!

メイン画面右下の歯車アイコンをクリック
設定画面右上の「上級」(なぜかニンジン)をクリック
左に表示されるメニューの「Controller」をクリック
(ここから英語になるからマニアックな設定なのでしょう)
開いた画面で右端の「MORE…」タブをクリック
その下に表示される「TOSS FROM PADDLE HAND」をクリック

いやあ、設定の奥底にありますね。これで paddle hand (ラケットを持った手)からトスを上げることができるようになります。サーブをする場面でラケットを持つ手の人差し指トリガーボタンを押すと、下図のようにラケットに張り付いた球が表示され、指を離すとポロッと外れて落ちます。なので、ラケットを振り上げながら指を話してトスを上げ、それをラケットで打つ、ということになり、ちょっとコツが要りますが、わりと使いやすいと思いました。

利き手のトリガーボタンで球が出現する

これで片手でプレイできますので、片方のコントローラの調子が悪くなったときにも役に立つかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?