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暗夜迷宮よもやま話

本記事はひとしろ様主催の創作キャラクター交流ゲーム Advent Calendar 2023の12/20分の記事となります。
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暗夜迷宮終了時点で今年のアドカレは暗夜にしよ~!と思ってたので暗夜迷宮について書きます。俺の心は未だに陽桜市に囚われている。

ところでおまえは誰?

ふじむらです。ちょっと歴が長いだけのどこにでもいる定期ゲープレイヤーです。暗夜迷宮では作戦番号31、荒金八尋のPLをしておりました。

世界観を確認しよう!

キャラを練る前にまず世界観のドレスコードを確認します。既にサイトは消滅していますが、第一報のGoogleDocumentは残っていたのでリンクを貼っておきます。ものすごく端折ってPC設定に関わるのはこのへんでしょうか。

・現代日本、東京都西部の陽桜市が舞台
・呪術、怪異などが存在する
・PCは桔梗院(または関連機関)に協力的で、役職なし。

世界観設定が暗めな救われない雰囲気を感じるので投げるキャラのほうはカラッとした明るいキャラにしましょうか。あと高校生

なんで現代世界観では高校生がおススメなの?

あくまでこれは私見ですが。
現代世界観だと同じ組織の所属とはいえど、全く違った所属属性のキャラクターに脈絡なく街中で話しかけるのは中々勇気のいる行動になってしまいます。学生、特に高校生は学校合わせに入っておけば第一声のかけやすい同じ学校、クラスの交流相手が担保できるという点で非常に強い設定です。現代社会における自由と責任のバランス、イメージの共有のしやすさを考えるとこの年代は非常にロールプレイしやすく、何より人口が多いのです。欠点があるとすれば同世代だけで交流が完結しがちということくらい。

弊キャラは如月学園に入れました。(ノータイム)主催のいちかわさんに騒乱イバラシティの時の実績があるのが大きく最大手になる可能性が高いこと、学校のフレーバーがプレーンめなのでキャラ設定の自由度が高そうなのが決め手でした。

PLレベルの目標を決めよう!

個人的にはキャラメイクの前にこっちを決めといた方がやりやすいなと思っています。極端な例だと、他人に興味ないキャラで交流を頑張るとか、文盲のキャラで日記を頑張るとかはハードモードですからね。
今回の目標は、『キャラクターのお話を完結させる』に設定しました。
しばらく超省エネ投入でゲーム部分しかやってなかったり、体調の都合で打ち切りになってたりしたので……。ここからはキャラを作るかシナリオを作るかなわけですが……。

この段階で決まっていたのはこれくらい。
・高校生
・カラッとした明るいキャラ

暗めの世界観でそれにあわせた暗いイベントが続くと、PLが疲弊していってしまうので、後腐れなし、モヤモヤなし、最終的に黒幕倒して万事解決めでたしめでたしな悪く言えば捻りのない、よく言えば王道少年マンガみたいな感じにしよう!と相成りました。

キャラのディテールを詰めよう!

なんとなく方向性が見えてきました。今回は王道の主人公属性キャラにします。ちょうどTRPG用に設定レベルで塩漬けになっていた素手格闘肉食恐竜系竜人少年がいたのでそれをリメイクして……話を膨らませやすそうだし恐竜→ドラゴンに変更。主人公っぽさが上がった(?)ファッションは全くの白紙だったのですが、ふじむらはポケモンを産湯に育ったオタクなので、ドラゴン→氷に弱い→寒がり→厚着という連想ゲームで学ランを肩に羽織る番長スタイル+あったかそうなネックウォーマーというファッションに。
学ランはひらひらしてシルエットがいい感じになるのと、アクション映え狙い。ネックウォーマーは顔周辺へ視覚誘導効果も狙っています。
そんなこんなで見た目のデザイン案ができました。ほぼ決定稿。

八尋の資料

そして秋~初冬開始予定だったのがずれ込み、2023年へ……。

設定小話

・なんで神社?
 龍神を祀っている神社はリアルにも結構ありますが、それが実は西洋の伝承寄りの悪いドラゴンだったらおもしろくね?という思い付きから。

・なんで普通科?
普通科のほうが所属PCの背景のバリエーションがありそうだなーと読んだ&特進科は流速がすごいことになりそうと踏んだため。 
あと退魔師のカバーという事情ありきにしても特進科はあわねーだろコイツ。

シナリオを詰めよう!

ぶっちゃけると神社の裏山の洞窟に封印されたドラゴンをボコる、以外の説明がないのですが、最終目的にたどり着くまでの道のりとか、障害を設定しておきます。ちょうど舞台が東京だったので、竜殺しの剣も術式もぜーんぶ関東大震災で燃えたことに。それを他の退魔師の家や長命の怪異と協力して倒す準備を整えてドラゴンに挑む、という流れを想定していました。
リアルタイムイベントとして想定していたのは以下の3つ。
1.のイベントで人を集めて協力してもらい、そこから情報収集ロールとかできたら面白いかなあなどと。
1.最初の異変
2.分家の倉の掃除(ここで重要アイテムを出す)
3.最終決戦
それと、八尋のモチベーションも設定しておきます。
家族が異界に飲まれた、だとちょっと重すぎるかなと思ったので、陽桜の異界の騒動から逃れるため母親を実家に帰して、家族全員が揃う日常を取り戻すために戦う、という理由づけにしました。

きょうだいができました

公式ディスコード鯖でいろいろあって(ものすごい端折り方)AstLayerさんの雅楽榊千月くん(ちゃん)を荒金家の養子にする合わせをすることに。
相談の結果登録名も荒金姓になることに。これにより、母親が実家に帰るタイミングを少し遅らせることに。一緒に家族団欒のロールプレイをして、そのあと実家に帰すことにしたほうが戦うモチベーションの共有ができるんじゃないかなーなどと。

キャラを回してみよう!

というわけでやってきました暗夜迷宮開始日。
キャラ付けはあんまり捻ったものにはしてなかった上に、RPの障害になるような縛り設定もないのでやったことのないキャラではあったけど動かしやすかったですね。想定外だったのは開始前に弟(妹)ができたからかしっかり者というかお兄ちゃんしてたなーということ。それと参加させていただいたイベントで悉く無傷帰還し、なぜか横でぶっ倒れてる年上の介護までしていたという……。あとは出来ること(ステゴロ戦闘、肉体労働)と出来ないこと(おもに頭脳労働)がハッキリしていたのも動かしやすさに繋がっていたかも。

イベントを完結させよう!

ときは2023年5月。理由は覚えていないがふじむらは体調下り坂。しかし八尋のイベントが終わっていないのである!こりゃまずいと思って残る最終イベントを修正に入る。当初の構想よりだいぶ小規模になりますが、まあ完結しないよりはいいということで。なんとか必要最低限のカットインとアイコンを作成、この人には絶対参加してほしい、という人に伝助を投げ予定を調整。ちょっと最後の選択肢がもたついた感があるものの、荒金神社に眠っていた因縁を断ち切ることに成功しました。やったぜ。参加者の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

いかがでしたか?

思い出というかキャラ作成の裏話とかぶちまけただけだったな。
皆様よいキャラ創作ライフを。そしてよいお年を。

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