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バズる書き方

バズる書き方 著:成毛眞
https://books.rakuten.co.jp/rb/16509986/

バズる書き方

元マイクロソフト社長を努めた成毛さんの著書。
独特の感性をお持ちで考える視点が面白い。

この著書で驚いたことは、成毛さん自身。ツイッターで投稿を推敲して文章としてブラシュアップしていること。

もう1つの気づきは「副詞」の使い方について。

前者については大体はツイッターやSNS投稿の類は投稿しっぱなしのケースが多い。それを後々よく見て、どうやったら伝わるかなど推敲しては修正を繰り返している。

解説にも記載されているが本当に些細な点について書かれているがこうした繰り返しがよりいい文章を書けるポイントとなるということだ。
(またSNSなどの投稿と新聞記事の投稿は性質が違うという点にも言及されている)

もう1つの「副詞」の使い方。「すごく」「非常に」「大変」などの副詞的な修飾語については極力なくす方が文章としてスッキリする。
そして、ここぞと強調したい時にこそ使うという話。

実は私は「少し」「ちょっと」という言葉を多用する傾向にあり注意されたことがある。

これには恐縮・遠慮があったり、リスクヘッジした話し方をしているときに使うのだが、自分自身で思い返しても相当な数使っていたりする。

聞いている方や見ている方はまだるっこしくなるので、こうした場合は単刀直入に表現したほうがスッキリするが、文章となると文量が増えたりするためよりその傾向は顕著のようだ。
(noteを初めて気づいたが、文章を書く時も前までは副詞を多用する癖があった)

「バズる」というよりも「SNSにおける伝わる文章の書き方」としても参考になる著書だ。
(それをあえて「バズる」としたところも一工夫だと感じた)

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