競売物件開札結果発表4

以前競売入札物件の入札予測を行った物件の開札が行われました。

結果はいかに?

物件は

事件番号令和1年(ケ)第780号 売却基準価額11,420,000円

大阪市住吉区清水丘三丁目46番地2のマンション 

面積65.45㎡ 3LDKのマンションです。

■平成9年7月築 ■7階部分 ■管理費等21,200円 ■総戸数21戸

上記の物件です。

過去の入札予測の記事はこちら

https://note.com/fujimoto_co2017/n/n6947552f5c56

事件番号
 令和01年(ケ)第780号
売却基準価額
 11,420,000円
売却価額
 16,100,000円
物件番号 1
所在地
 大阪市住吉区清水丘三丁目46番地2
開札結果
 売却
入札者数(人)
 9
落札者資格
 法人

上記内容にて落札となりました。

ちなみに私が予測した入札価格は1420万円でしたので、残念ながら落札ならずでした。

個人入札の入札予測価格は1600万円でした。


※シミュレーションのため、入札はしておりません。
落札者との差額は約10万円差でした。
入札者数が9件でした。

今回の落札を検証していきましょう。

まず入札数が9件と少なかったことにびっくりしています。
それだけ入札者が減っているのか?この度のコロナの影響を考えて入札を控えたのか?わかりませんが二桁の札数が入らなかったことにびっくりしました。

落札者も法人と恐らく買取再販事業者が落札したものと思います。

マンションとして気になる点で言うと総戸数が20戸足らずと戸数が少ないことは少し気になっていました。その点も踏まえて件数が伸び悩んだかもしれません。

今回は落札結果と比べて「10万円差」となりました。

惜しかったですが、落札できなければ同じなので残念です。

今回の落札結果で感じたのは、買取再販事業者も高く入札されていることがわかりました。ただ、出口戦略がわかりませんので、再販価格の設定が違うのか?それとも内装にかかるコストが違うのか?利益の見方が違うのか?このいずれかになると思います。

ただ、個人目線での入札を行う上では今回は落札結果と近しい金額がでたことは次の入札シミュレーションをする上で参考になりました。

私の経験上、経験値が積み重なっていくと落札できたりできなかったりする場合の差額はおおよそ20万円以内で結果が出ていましたので、今後はコンスタントにその差額以内で収まる入札額を算出していきたいと思います。

もうしばらく入札シミュレーションを行ってから、今後は入札シミュレーションでの自身の落札結果を公表していきたいと思います。

※筆者の紹介

前職の会社で約2年半で競売物件60件程度の落札、占有者交渉、リフォームプランニング、売却を手掛ける。

勤め先の会社では強制執行をしなくても良いように占有者との交渉で対話を重ねる。結果、自身担当での強制執行は0件。現地調査、裁判所記録閲覧、3点資料の読み込みにより写真から占有者の性格等を読み込み、入札する、しないなどを選別する。反社会的勢力の所有が疑わしい物件を写真から判断。そして現地管理人へのヒアリングで確認すると的中するように至る。

やり方がわかれば簡単です。何か難しそうであったり、落札後のリスクが読めないため入札を躊躇される方も多くいらっしゃると思います。ですが、しっかりと注意点を抑えていけば何も難しくもなく参加できるので、安く買いたいとお考えの方は一度競売を考えてみてはいかがでしょう?



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