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【敬愛するシリーズ】 最強の巻き込み力を持つヴィジュアル系バンド「jealkb」

「jealkb(ジュアルケービー)」はロンドンブーツ1号2号の田村淳さんを中心に結成されたヴィジュアル系バンドで、現在のメンバー6人のうち淳さんを含む4人がよしもと芸人で構成されています。
楽曲は正統派なヴィジュアルロックですが、特にライブでは「初めてライブに来た人や一人で参加している人も楽しめるように」とエンターテインメント性を重視している、ちょっと珍しいタイプのバンドなのです。

まず、メンバーは「ジュアルネーム」というそれぞれの個性を現した名前で呼ばれているので、そちらから紹介していきましょう。

haderu(はでる):ヴォーカル。ロンブー淳さん。由来は「歯が出ているから」。
elsa(えるざ):ドラム。元チープスープ衛藤さん。由来は「名前を決めるときに置いてあったティッシュ」。
ediee(えでぃ):ギター。ニブンノゴ!大川さん。由来は「絵がうまいから」。
hideki(ひでき):アジテーター。ニブンノゴ!森本さん。由来は「本名から」。
dunch(だんち):ベース。元じゃぴょん桑折さん。由来は「実家が団地だから」。
sapoto(さぽと):ギター。由来は「サポートメンバーだったから」。本業もギタリストでedieeの先生でもある。

それぞれのメンバーは「双子の弟」→「10歳下の弟」→「20歳下の弟」という風に設定が変わっています(設定ってww)。
でも各メディアでは「ロンブー淳のバンド」と称されていてこの「弟設定」を取り入れてくれているメディアは見たことがありません(笑)。

彼らとの出会いは明確ではないのですが、結成当時の7人をなんとなく覚えているので話題として認識していたのでしょう。「誓い」という曲でメジャーデビューしたころかな。ヴィジュアルロックはもともと好きだったのですんなり聴けたし、なんならちょっと気になる存在。くらいではありました。
初めてライブへ行ったのは2011年の「二十薔薇ノ推曲2011」という、ファン投票で選ばれた20曲をそのランキング通りにカウントダウン形式で演奏していくというワンマンでした。
普通、ライブのセットリストってけっこうこだわって考えていくし、彼らも通常のライブはちゃんと構成を考えていくんだと思うのですが、このランキングライブだけは順位に忠実に構成されていて、その結果、激しめの曲の直後にがっつりバラードが入っていてお客さんもメンバーも感情の起伏が激しすぎたり、1位がなんとedieeが歌う「ト或コイ」という曲で、haderuが最後の曲を歌えないという事態が起きたりしていました。でも、これも彼らの遊び心。というか。

ここ数年は現場から離れていたのですが、Twitterなどはチェックしていた関係で先日リリースされたベスト盤の情報をゲット。それに合わせて渋谷チェルシーホテルで開催されたワンマンライブは台風の影響を受けてLINELIVEで配信されていたのでそちらを視聴したのですが、久々に見たライブでも彼らの「巻き込み力」は健在で、見事に再燃している状況です。音源に収録されている過去の曲のリメイク版もとてもいいですしね。

そういえば、hidekiの「アジテーター」はあまり馴染みのないパートだと思うのですが、jealkbの曲には簡単な振付が付いている曲があって、その振付をライブで先導してくれるのが「アジテーター」なのです。初めてライブに行って「どうしたらいいかわからない・・・」という人はとりあえずhidekiが踊っている振りと同じ動きをすれば大丈夫!ということ。ライブ全体の一体感も生まれやすいので、彼の存在はとっても重要なのです。
そして余談ですが、ぼくの推しは彼なのです(うふふ)。

独自の世界観を持つ「エンタメ系ヴィジュアルバンド」jealkbは現在、ベスト盤リリースを記念したツーマンライブツアーを展開中です。ぼくも久々に現場へ行きたいなぁと思ってます。どこかの会場で、あなたとお会いできるかも!?

最後に、ライブの雰囲気が伝わるような動画を公式チャンネルからピックアップしました。こちらもぜひ見てくださいね~


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