ChatGPT・Bard・Bingなど対話型AIに「Twitterでフォロワーを増やす方法」について質問した回答を比較。それぞれの方法論を考察してみた。
例えば仕事に関する方法論やテクニックを学びたいと思ったら、一昔前であれば書籍を読んだり対面セミナーに参加したり詳しい人に教えてもらったり、インターネットが当たり前になって以降は検索エンジンで検索して参考記事やページを見つけて読んだりYouTube等で参考動画を見つけて視聴したりウェビナーに参加したり、そしてAIがすごいスピードで進化してる直近ではChatGPT等の対話型AIに質問したり、時代によって学ぶ方法は変化しています。
このnoteアカウントはTwitterに関する情報発信がコンセプトなので、Twitterに関する方法論やテクニックを発信したいと思っているのですが、せっかくなのでChatGPT・Bard・Bingなどの対話型AIに「Twitterでフォロワーを増やす方法」を質問してみました。
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【質問】Twitterでフォロワーを増やす方法について具体的に教えてください
ChatGPT(GPT-3.5・GPT-4・Web Browsing)・Bard・Bing・Perplexity AI・Pi に同じ質問をしてその回答をまとめてみました。ちなみに「Pi」は日本語に対応していないので質問文をDeepL翻訳で英文に翻訳してから質問をして英文の回答を日本語に翻訳しました。
1. ChatGPT(GPT3.5)
2. ChatGPT(GPT-4)
3. ChatGPT(Web Browsing)
4. Bard
5. Bing
6. Perplexity AI
7. Pi
質問に対するそれぞれの回答を比較
「Twitterでフォロワーを増やす方法」という質問に対する各対話型AIの回答を見てみると、回答の文字数、文章の構成(箇条書きor文章)、説明の詳しさ、に違いがあるので、比較するために表にまとめてみました。
回答の概要を比較
回答の文字数を見てみると、文字数が一番多いのがChatGPTのGPT-3.5で、GoogleのBard、ChatGPTのGPT-4やWebBrowsing、Perplexity AIがほぼ同じ文字数です。それに対してBingとPiはかなり文字数が少ないです。
個人的に意外だったのがPerplexity AIで、最近一ヶ月くらいはほとんど使っていなかったのですが、それ以前によく使っていたときは回答の文字数が200文字とか多くても400文字程度でBingと同じくらいの文字数だった覚えがあるので、今回の回答の文字数は「何か仕組みが変わったのかな?」と思えるくらいのものでした。
回答の詳細を比較
各対話型AIの回答に書かれている「Twitterでフォロワーを増やす方法」の具体的な方法論を表にしてみました。言葉や言い回しは違うけど同じ内容を表現してるものも結構ありましたが、一覧にまとめてみると合計20個になりました。
対話型AIによる具体的な方法論を一つずつ考察
ここからは対話型AIが生成してくれた「Twitterでフォロワーを増やす方法」の具体的な方法論の一つ一つを、フォロワー1.7万人(今日現在)のアカウントを運営する私Fujimoriが考察していきたいと思います。
1. 高品質なコンテンツ
高品質なコンテンツとは、アカウントがターゲットとしてるユーザーにとって価値があるコンテンツということになりますが、「ユーザーが知りたい情報」「ユーザーが学べる」「ユーザーに気づきを与える」「ユーザーの興味を満たす」などがそれに該当すると思います。
例えば最近だとAIやChatGPTに関する情報を求めてる人が多いので、AIやChatGPTに関する最新情報・具体的な活用方法などのお役立ち情報等を発信してるアカウントは、ユーザーにとってとても価値があるコンテンツを発信しているということで、軒並みフォロワーが増えていると思われます。
2. ハッシュタグを活用
企業公式アカウントの場合だと、下記のようなハッシュタグを使用することで他の企業公式アカウントとの交流や相互扶助が行えるので、活用するのもありだと思います。
#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う
#企業公式がお疲れ様を言い合う
#企業公式相互フォロー
個人アカウントがハッシュタグを使うと「フォロワー増やすのに必死すぎて引く」「宣伝色が強い」「なんとなくうざい」などマイナスの印象を与える可能性もあるので、個人的には活用しない方が良いと思っています。
3. 他ユーザーとのコミュニケーション
Twitterは2023年4月にアルゴリズムが公開されてオープンソースになりましたが、その中でアカウント間のエンゲージメント(いいね・リプライ・リツイート・ブックマークなど)が大事なポイントになっているということが明らかになりました。理想としては自分のツイートに対して他ユーザーからのエンゲージメントを獲得したいところですが、何はともあれまずは自分から他ユーザーに対してエンゲージメントを与えることから始めるのが良いと思われます。
3. 影響力がある人と絡む
影響力がある人というのはフォロー数が少なくフォロワー数が多いようなインフルエンサーのことを指しますが、インフルエンサーであれば誰でも良いというわけではなくて、自分の業界や専門分野におけるインフルエンサーと絡むことが大事になります。ちなみにここで言う「絡む」とはインフルエンサーのツイートに対していいね・リプライ・リツイートすることを指します。
5. 他メディアとの連携
・Webサイト・ブログ
・他SNS(Facebook・LinkedIn・Instagramなど)
・メールマガジン・ニュースレター
・プレスリリース
など
Twitter以外のメディアにTwitterアカウントへのリンクを貼ったり宣伝・PRしたりすることで、そのメディアにアクセスした人をTwitterアカウントに誘導することができます。
他メディアを持っている人は普通に行っておくことをおすすめします。
6. ツイートの投稿タイミング
ターゲットによって変わりますが、例えばビジネスパーソン向けのアカウントであれば、早朝(5時頃)から始業開始時間(8時から9時頃)まで、もしくは昼休憩の時間(12時台)が自分の経験的に良いのではないかなと思っています。ちなみにプライベート的な投稿は夜や土日などの休日に投稿するのもありです。
7. 頻繁にツイート(定期ツイート)
例えば、自分的に興味があるお役立ち情報を発信しているアカウントで、一ヶ月に1回しかツイートしないアカウントと毎日1回ツイートするアカウントとどちらをフォローしたいと思いますか?または毎日1回ツイートするアカウントと毎日10回ツイートするアカウントではどうですか?
おそらく頻繁にツイートするアカウントを選ぶ人の方が多いのではないでしょうか。なぜならツイートが頻繁であればあるほど自分にとって役立つ情報をたくさん知ることができるので。
8. プロフィールの充実
フォローするかどうかを決める際に相手のプロフィールを確認する人は多いと思いますが、例えばアイコン画像がデフォルトだったりプロフィールの文章を入力していなかったり相手が敬遠するような内容だったりすると、フォローするのを躊躇するのではないでしょうか。
逆に、アイコン画像にはさわやかな笑顔の自分の写真、カバー画像にはアカウント運営におけるキャッチコピー、プロフィール文章には自己紹介と発信する内容など、充実したプロフィールにしておくと、プロフィールを確認しにきたユーザーに良い印象を与えてフォローされやすくなると思います。
9. Twitter広告の活用
自分的にはほとんど活用したことがないのでTwitter広告に関する方法論について言及できないのですが、自分がTwitter運営で参考にしてる方のアカウントで自社サービスやセミナーのPRでTwitter広告を活用されていたので、効果はあるのではないかなと思います。
10. フォローバック(自分からフォロー)
フォローバックは、いわゆる返報性の原理を利用したフォロワーを増やす方法論で、こちらから先に相手をフォローすることで「フォローしてくれたしこちらもフォローしようかな」と相手が思ってもらい、フォロワーを増やすというものです。
自分も過去に試したことがありますが、しっかりとプロフィールを充実させて継続的にツイートしてるアカウントであれば、(自分の経験則だと)少なくとも5割のアカウントからフォローバックしてもらえると思います。
ただし、この方法論だとフォロワー数よりフォロー数の方が大きくなり、FF比から見るとマイナスになる可能性が高いので(Twitterのアルゴリズムに”フォロー数がフォロワー数より多いアカウントの投稿は拡散されにくくなる”というものがあるらしい)、その点を理解した上で活用したら良いと思います。
11. ターゲットを明確にする(ペルソナ)
サービスや事業を開始する時やWebサイトやブログなどのメディアを運営する時には、誰に向けてのものなのか=ターゲットを明確にするのがマーケティングの最初の一歩になると思いますが、仕事としてTwitterアカウントを運営する場合にも同様です。
しっかりとターゲットを明確にすることで、プロフィールの文章、アイコン画像やカバー画像、ツイートの内容や頻度、ツイートするタイミングなど、Twitterアカウントを運営する上でのさまざまな事柄を決めることができます。逆にターゲットを明確にしないまま運営していると、一貫性と統一感あるアカウントにならないため、結果的にフォロワーが増えない可能性が高いと思います。
12. ツールを活用して分析
TwitterのAPIの仕様変更によりSocialDogなどの分析ツールを無料で利用することが難しくなっているので、まずはTwitterアナリティクスのパソコン版(ブラウザ版)を活用することをおすすめします。
13. まずは身内にフォローしてもらう
これはホントに最初の段階での方法論ですが、プライベートの個人アカウントではなく仕事に活用するためのアカウントを運営するのであれば、これはスルーして良いと思います。
14. 投稿ルールを決める
文章の口調をどうするか、プライベート(仕事以外)のツイートをするかしないか、絵文字を使うのか使わないのか、、、
アカウントをスタートする前にしっかりと投稿ルールを決めておくことで、一貫したツイートと統一感あるアカウントを実現することができ、ユーザーにプラスの印象を与えることができます。また、アカウントのブランディングにもつながります。
15. 画像・動画付きツイート
2023年4月にTwitter社が発表した内容によると、画像・動画付きのツイートはおすすめタイムラインに掲載されやすくなるというアルゴリズムが削除されたとのことなので、アルゴリズム的なメリットはなくなったようですが(今後また変わる可能性あり)、画像や動画は文章だけのツイートより視覚的に訴求できるので、その意味では画像や動画をツイートする価値は十二分にあると思います。
16. 固定ツイートを活用
固定ツイートはアカウントを訪問した人に対して一番最初(トップ)に表示するツイートです。通常のツイートは最新のツイートが一番上に表示されて古いツイートはどんどん下になって読まれにくくなるのですが、固定ツイートは常にトップに表示されて目立つので、ユーザーに読んでもらいたい見てもらいたい内容を設定しておいたら良いです。具体的には下記のような内容を固定ツイートにしておくのがおすすめです。
・自己紹介
・自分の他メディアへのリンク
・人気ツイート(リツイートやいいねが多い)
・自分の会社やサービスの宣伝・告知
など
17. Web会議等の背景にQRコード表示
コロナ禍の影響でWeb会議ツールを活用したオンラインでの打ち合わせ・商談・ウェビナーなどが当たり前な時代になり、多くのビジネスパーソンがWeb会議ツールを当たり前に使用していると思います。
Web会議ツールでは自分が映る画面の背景画像を自由に設定できるのですが、その背景画像に自分の名前や会社名などと一緒にTwitterアカウントのQRコードを表示することで、相手にTwitterアカウントをPRすることができます。
18. ツイートの文字数は140文字で書く
ツイートの書き方には流行り廃りがあるので一概に「この書き方が良い」とか「文字数は多い方が良い」とか言い切ることはできませんが、例えばアカウント開設当初やフォロワー数が1000人未満の段階ではしっかりと140文字ギリギリまで書いたツイートの方が良いと思いますし、短文ツイートはアカウントが育ってフォロワーやファンは増えてから投稿する方が良いと思います。
19. Twitter内の他ユーザー主催の企画に参加
Twitter上でのインフルエンサー(フォロワーがとても多かったり影響力があるアカウント)が開催する「◯◯祭り」みたいなイベントに参加することで、他の参加者に自分のアカウントを知ってもらえたり交流することができたりします。
※◯◯祭りの例
20. 実績を積む
・書籍を出版
・イベントやセミナーに登壇
・メディアのインタビュー記事に登場
・業界の有名メディアに寄稿
など
業界やジャンルの中で一目置かれる存在になると、自分の知らないところでアカウントを紹介されたり知ってもらえたりします。
ちなみに自分は以前「ツギノジダイ」という経営者向けのメディアにTwitterに関する記事に寄稿(正確には寄稿というよりメディアの中の人にインタビューしてもらった記事)したのですが、この記事を見て自分のTwitterアカウントをフォローする方も少なからずいらっしゃるように思います。
さいごに
いかがだったでしょうか?
今回の記事の前半部分「ChatGPT(GPT-3.5・GPT-4・Web Browsing)・Bard・Bing・Perplexity AI・Pi に同じ質問をしてその回答をまとめてみた」に関しては、個人的な感想としてやはりChatGPT(GPT-4)の回答が内容の質と文字数的に良いと感じました。
今回の記事の後半部分「対話型AIが生成してくれた方法論の一つ一つを考察」に関しては、自分がこれまでの経験から得た知見をもとに説明を書いてみました。フォロワーを増やしたいと思っている人で、特にTwitterを始めたがかりの人には参考になる内容ではないかなと思います。
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