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この人またコインランドリーにいる

いや寝られんくて……
暗いから読まなくて大丈夫なやつ。

夏休み明けの出勤からずっとお腹を壊している。
汚い話をするが最近は食べても出ないので水だけ出る。お盆で太った分はしっかり減った。

朝起きると行きたくないな、とか あと何分で着替えないとな、とか思うけどと脳みそよりも遠い所──天井の隅とかでそれを考えている感覚で、本体は一周まわって平常心だ。
毎朝ある親からのおはようの電話に行ってくるねと嘘をついて会社に休ませてくださいの電話をする。
多分今月の給与は10を切ってると思う。

通っている精神科に無理を承知で予約を捩じ込んで足を運んだ。 背中を押して欲しかったから。

便通のこと、慣れない仕事のことを伝えたら『合わない仕事してストレス抱えるくらいならやめなさい』とあっさり言われた。 そう言われるのはわかってたけど辞めていいんだ!?と思った。
その日のうちに上司に電話をかけて、母にこの先を相談した。

母はもう怒りもしない。 私の忍耐力がないのは多分もう諦めているし会社のおかしい部分も話してあるし。
兄は割とサッパリしている人なので、辞める手続きをしたら次の職を探して転居手続きをと段取りよく話をしていた。
これを書いている8月28日 月曜日……朝の始業時間になっなら人事に電話をして手続きをしないといけない。


さっぱりしている兄の話をする。

ずっと顔にしこりがあった。 本人は気にしていなかったが今回他の病気の検査ついでに診てもらった。
手術をして確認しないと分からないが癌の可能性もあるという。
わたしはでっけえニキビであれと思っている。

兄とその話をした時にあまりにもさっぱりと
『俺は別に最悪の展開でもいいかなと思ってて〜 でも旅行はしときたいよね』
と言う。 その声はあまりにも軽く爽やかでいつも好きなアイドルの話をする兄だった。

兄は我が家唯一の男家族で、私の6個上で、音楽に詳しくて、私の話をよく聞いて、亡くなった父とおなじ銘柄のタバコを吸っていた……と思う。ちょっとタバコ興味無さすぎて忘れた。
仕事が出来て、彼曰く明るいタイプの陰キャで、たまにデカめのトラブルを持ってくるがムードメーカーだ。
この人が居なくなったら、と考えると足元がふわっと不安定になる。
悲しむ母と親戚と私を想像する。 親戚の中でまだ年齢が若めで人見知りの私の相手をしてくれる兄はいないのを想像する。

でっかいニキビであればいい。 というかでっかいニキビなんだけど。

ただ、億が一最悪のルートになる時は
1番好きな曲で送り出したいので最高のセットリストを用意しておくことを言い聞かせないといけない。
どうせでっかいニキビだけど。

暗くなったからこの夏に食べた美味いもんでも載せるか


あと25分で洗濯が終わる。終わって帰ったら何しようかな。

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