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十二国記原画展を見るために石ノ森萬画館へ行ってきた

「十二国記」という小説が大好きです。

先日、石ノ森萬画館という場所で企画展+コラボカフェがあったので、行ってきました。

石ノ森萬画館は宮城県の石巻という場所にあるそうなので、仙台で前泊しました。牛タン美味しかった。

萬画館の最寄駅は石巻駅で、仙台駅からは仙石東北ライン(快速)だと一時間弱。

駅につくと、石巻マンガロードと呼ばれる道があります。ほぼ道なりに進むと、萬画館までつきます。ゆっくり歩いて15分とか20分くらいでしょうか。

石ノ森先生のキャラクター像(モニュメント)がところどころに立っていました。町の中に溶け込んでいるのがちょっと面白いですね。地元の子供たちの待ち合わせ場所になってたりするのかな。どうなんだろう。

歩いていると、大きな橋が出てきますが、そこは渡りません。少し右側にそれると、別の橋が出てきますので、そちらを渡ってください。

このへんからそれる

あ! 見えてきた!

独特な形なので遠くからでもすぐわかるね

見えてきた〜。
ここからだとわかりづらいですが、萬画館がある場所は中洲になっていて、両端を川で挟まれています。

丸いねえ

近づいてきました。
宇宙船をイメージしてデザインされているらしい。
かっこいい……ワクワクしてきたぞ!

不思議な光景

入口のところにはロゴが。
写真には写っていませんが、この壁の左側、入り口へ続く場所には、有名な漫画家さんたちの手形がありました。

それにしてもいい天気だ

大人は入場料900円でした。
常設展と企画展は2階にあるのですが、その途中にはトキワ荘の模型などもありました。あと、「シン・仮面ライダー 」一文字隼人の衣装も飾ってあった。ちょうどこの前映画を観たばかりだったので、嬉しかったです。

そして、いざ十二国記展へ……。
展示は基本的に写真撮影はNGですが、入口付近の色紙とパネルは撮影OKでした。

ほた……ほた……
生きててよかった

わ〜〜〜〜!

このパネルめちゃくちゃすごかった。
ここからは見えませんが、それぞれのキャラクターの説明も書いてありました。あと、窓枠みたいなところが中華モチーフになっていて、作品世界への愛を感じました。

最高

そして、撮影不可のスペースも、それはそれはすばらしかった……。
原画が出典元の本ごとにまとめられ、簡単なあらすじがつけられていました。大きなパネルで区切られていて、美術館みたいでした。
しかも、ラフ画もあった。見たの初めてだったので、びっくりしました。全然ラフじゃないのにもびっくりした。ラフ画とは?

思っていたよりいっぱいお客さんいました。
今までの十二国記関係のイベントでも感じていましたが、やはり老若男女に愛されている……。

親子で来ている方も結構いました。
小さなお子さんが、妖魔を指差して「これなに?」と尋ね、お母さんが「これはね……」と説明していました。関係ないのに、なんか泣きそうになっちゃった。なにこの感情。

そのあと常設展へ。
じつは石ノ森作品をあまり知らないのですが、それでも十分に楽しめました。展示というより、ちょっとした遊園地みたいだった。歩けるイッツ・ア・スモールワールドって感じ。途中、ナンジャタウンみたいな雰囲気のところもあった。

石ノ森先生の作品、今度きちんと読みます。そのうえでまた萬画館に来たいな、とそんなふうに思いました。

さて、三階のカフェへ。
といっても、どちらかというと食堂っぽい、アットホームな雰囲気でした。券売機のところにちょっとした列ができていました。混雑しているので、お料理ができるのに少し時間がかかりますと言われましたが、いくらでも待ちますよと思いました。

かわいい〜〜

カレーとラテとホット白桃茶を注文。コースター三枚もお迎えしました。

カレーはなんか思ったより本格的な味。ご飯の上の模様になっているところは、たぶんゆかりだったと思います。
ラテはコーヒーとココアで選べたので、コーヒーにしました。クッキーの有無も選べます。このクッキーかわいいから、ぜひ定番の商品化してほしい。
白桃茶も甘くて美味しかった。パッケージの絵はランダムらしい。泰麒でした。かわいいね!

最後に一階でおみやげを。
十二国記のグッズ、もはや何を買ったのか忘れて、同じ物を何度も買ったりしているのですが、それもまた一興……。

新商品のポーチが売り切れだったのはちょっと悲しかった。また今度機会があればお迎えしたいです。

あと石ノ森萬画館オリジナルグッズや仮面ライダーグッズもいくつかお迎えしました。(自分用と、友人へのお土産用)どれもデザインがポップでかわいかった!

グッズを買い終わったら、石巻駅へ。
途中、十二国記とコラボしている「Cafe 蓮」さんで、十二国記プリンと楽俊のクッキーをお迎えしました。

宝石みたい

左から、慶、戴、雁、恭をイメージしたプリンです。
どれもおいしかったし、何より見た目が美しかった。蓋を開けると、生クリームやちっちゃいフルーツ、金箔などが乗っているんです。
クッキーは写真撮り忘れた……。

そんなわけで、とにかく最高でした!
2023年4月9日(日)までやっているそうなので、まだの方はぜひ!


書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。