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相手にしゃべらせる

正月の三が日も今日でおしまいで、いよいよ明日から仕事始め、という方も多いのではないでしょうか。私自身は、少しずつライティングや報告書作成を始めるなどして、お休みモードから少しずつ抜けようとしております。

さて、先日読んでいる本について紹介しました。デール・カーネギー氏の「人を動かす」です。それにかかわるnoteの記事(先日書いた)が下記です。

今回の記事では、同じくデール・カーネギー氏の「人を動かす」のなかから、以下の部分をとりあげます。「相手にしゃべらせる」です。

相手の言うことに異議をはさみたくなっても、我慢しなくてはいけない。相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらが何を言っても無駄だ。大きな気持ちで辛抱強く、しかも、誠意を持って聞いてやる。そして、心おきなくしゃべらせてやるのだ。

仮に何かを営業する等の場合、相手に話してもらうのが一番です。説得しようとして、相手をねじ伏せようとしても結局は無駄です。気持ちよく商売ができないですよね、それじゃ。誠意を持って相手の話を聴くという姿勢で接するのです。商品の売り込みをするのではなく、相手が考えていることをしっかり聴いたうえで、商材を勧めていくようにすればいいのです。

相手の課題や悩みを聴くときもそうです。相手の悩みや課題を解決してやろうと思って、雄弁になって説得する必要はありません。相手の話をじっくりと聴いて、どのような感情を持っているのかなどを丁寧にほぐしていくようにかかわらなければ、相手の悩みや課題の解決にはつながらないですね。何とか解決してやろう、という気持ちは不要です。

私も、キャリアコンサルティングやお悩み相談室などでさまざまな人の話を聴きます。話を聴かせてもらって、それで少しでもすっきりしてくれればいいなって思うのです。アドバイスするのは相手から求められたときだけで、そうでないときには相手の話にじっくりと耳を傾けるようにします。話してすっきりしてくれればまずはOKです。

ただ、本にあるように「しゃべらせよう」という気持ちもあります。しゃべってもらわなければ何もわからないですからね。しゃべらせようという気持ちとともに、話を聴く姿勢も大切です。言葉の違いですが、相手に話をしてもらうというのは共通しています。

今年も、しっかりと話を聴くようにします!

詳しくは上記サイトまで。

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