じっきゃん

カに1年、スで8年暮らしていました。今は某外国語大学でフをメインに韓とスもやってます。…

じっきゃん

カに1年、スで8年暮らしていました。今は某外国語大学でフをメインに韓とスもやってます。そんなだらだら漫画描き、就活がせまっててやばいです。

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意気込み

最近流行ってると聞いたので始めてみました。 漫画描いてて思ったことや、ネタになりそうなこと、社会へのどうでもいい個人的見解、授業聞いててほーんと思ったこと、後は好きな音楽について時々話せればいいかな、と思っています。 ただ思考の八割りが漫画についてだから多分ここも比例してそうなります。 だらだら駄文、つれづれなるままに書くよ。

    • 絵を描くこと

      絵を描くことはアートだと思われている。 まあ、アートとしての側面も強いんだけど、 絵を描くことは元来それだけではない。 絵を描くことは記録だ。 科学の実験で絵を描いたり、アイデア案を描いてみたり。 そうすることの意味は、現実に近い状態でアウトプットすることが、本人の視野を明確にするからだ。 だから、昔の学者はずっと絵を描いていたし、それは写真がなかったからだけど、実際には多分色んな利点があった。 それに絵を描いていると、現実の色んなことの仕組みを理解できるようになる。

      • ニムロッドを読んで

        2018年芥川賞受賞作、ニムロッド(上田岳弘、講談社)を読んだ感想を書きます。 うーん、うん。 良いところはすごく良いけど、 嫌なところは嫌な作品でした。 多分評価が別れるのはそこだと思います。 ではまずいいところから。 なんといっても思想が良い。 うーん、なるほど。なるほど。 思想というかこの人の持つ根本の社会哲学や考え方はすごく良いと思う。 そこは多分ピカイチで、不気味だけど現実感があって興味を持てるので、最後まで読める。 ただ、(ここから始まる怒涛のただ) 以

        • 『わたしを離さないで』を読みました

          わたしを離さないで、つい昨日読了しました。今更。 うーーん、すごく良かった。 良かったなあ。 うーん、良かった。 が感想です。 緻密に作り上げられた世界観、人間関係。 素晴らしい。。 最近、自分の物語の中の惹かれる要素のひとつに、緻密さがあるな、と自覚したところだったので、 すごく刺さりました。 物語の設定や描写の緻密さってリアリティに直結するので、ちょっとした表現がものすごく大事だなと思うんですよね。 なんていうか、自分の物語の選り好みってそこが基準なのかなと漠然

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        • 漫画を見つめ直す
          2本

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          「すごいものを描かないといけない病」について

          「すごいものを描かないといけない病」それは恐ろしい病気である。 この病気にかかると、新人漫画家は漫画が描けなくなるという。 ていうか漫画以外でもよくあることだ。 いや、これ正直めちゃくちゃわかります。 しかし、しかしですよ。 素直になった瞬間、病気は直る。とか、 原点に立ち返って素直になるといい、 とか 悩んで描かないのは馬鹿だ、とか  それには わかるけど、わかるけど! 猛然と反抗したくなるのです。 そういうことじゃないでしょ!!! だって、実際のところ すご

          「すごいものを描かないといけない病」について

          コマ割のこと/テンポの話

          コマ割というか構図の話です。 この前「北北西に曇と行け」の一巻の冒頭2、3話を分解してて気づいた話をします。 なんとなく、シーンをテンポ別に分類して、 カメラがどのくらいの割合で引いてて、どのくらいの割合で近づいてたか調べてみたところ、 アクティブなシーンでは、 一気に引いて、アップ、アップっていうコマの並びが多かった。 ロング化、アップ化、アップ化、ロング化、アップ化、アップ化 みたいな 逆に ゆったりしたシーンは アップ化、ロング化、ロング化、アップ化、ロング化、

          コマ割のこと/テンポの話

          [限界費用ゼロ社会]を読んで考えた「漫画」のこと(だらだら駄文)

          限界費用ゼロ社会を今更ながら読みました。 この本の提示するイメージは、 かなり自分で無意識に抱いていた未来のビジョンと近くて、 すごく面白かったです。  まず、自分がそもそも 資本主義にかなりの限界を感じていたため、 資本主義と共産主義、その間を作り出す様な世界体制という考え方にとても惹かれました。 限界費用ゼロ社会、とは言葉のまま 色々なインフラ設備の費用が限りなくゼロに近づいた社会の話をしています。 そしてそこで、描かれる共有型の経済の話にはかなり得心がいきま

          [限界費用ゼロ社会]を読んで考えた「漫画」のこと(だらだら駄文)

          漫画を2タイプにわけるとしたら!今後の漫画業界を考える。①

          漫画をたった2つのタイプに分けるとしたら、、 それは一体何でしょう? 自分の好みで考えてみてほしい。 例えば、あなたの本棚にある漫画、 それをたった二つのカテゴリーに分類するとすれば、、 (完全に持論ですが) それは、 面白い漫画と、好きな漫画ではないでしょうか。 勿論、この2つは表裏一体で、完全に切り離すことは不可能だと思います。 面白いから好きな漫画だってあるし、好きだから面白いと思うことだってある。 だから、漫画をこの2つのタイプに分けたとしても、完全にど

          漫画を2タイプにわけるとしたら!今後の漫画業界を考える。①

          漫画を2タイプにわけるとしたら!今後の漫画業界を考える。②

          [今の漫画の話] 商業誌では今、雑誌とアプリと二つの媒体があります。雑誌は月刊か週刊で発行され、それを定期的に購入します。アプリは、無料のものも多く、手軽にスマホで楽しめます。ですが、雑誌の発行部数は落ちる一方で、今やアプリの方にがぜん分があります。そのため、大手出版社も次々と自分達の漫画アプリを開発していきました。 まず、集英社にはジャンププラスというアプリがあります。 ジャンププラスには、無料で読める漫画とお金を払って得たチケットで読める漫画と、二種類あります。 無料

          漫画を2タイプにわけるとしたら!今後の漫画業界を考える。②

          漫画のコマ割、つれづれ

          自分は漫画作業においてコマ割が壊滅的に苦手で、担当に小学生みたいと言われたことすらあります(結構ショックでした) しかしネームを一年没にされ続けた結果、わかったことをたらたら書きます。多分当たり前のことばかりですが、自分にとっては世紀の大発見だったのです。 そもそもコマ割とは、、 コマに割ることです。 しかし、必要な情報を必要な場面に必要な順番で入れる。 これがなかなか難しくてほんとやんなります。 ちまたでよく言われていること ①不要なコマを減らす。 これがしょーじ

          漫画のコマ割、つれづれ