見出し画像

【台湾人を小馬鹿にしている民衆党】

明日2月1日は台湾の立法院長選。

民進党の游錫堃が続投するのか?
第一党 国民党の韓國瑜が新しい院長になるのか?
それとも8人しかいない民衆党の候補 黃珊珊がまさかの当選!???

8人しかいないのに、まるで80人もいるかのような態度の台湾の民衆党。

民進党と国民党にテスト(課題を示して相手に答えを問う)を出したり、面接したりして、まるで自分こそが第一党のような態度を見せてきた民衆党。

最新の進展は、党の事実上のNo2である黃珊珊氏を立法院長候補として、自ら選挙に参戦するようです。

やれやれ。台湾のメディアは毎日のように民衆党のことを報道している。おととい韓國瑜と民衆党の黃國昌がハグしたばかり、これで協力し合う関係になると思ったら。。。また気が変わったようですね。

つくづく信用のない政党だなと正直思う。

民衆党は、実は党の大半の立法委員は民進党寄り。 
次期総統頼氏は「党派問わないやり方で人事を決めたい」と発言している。
しかし、彼らは民進党の游氏を選ぶことができない。何故かというと、一旦民進党を選んでしまうと、

・国民から「結局は民進党寄りじゃないか!」と笑われてしまう。

・かつての台灣基進黨や時代力量といった小政党のように、結局は民進党に吸収されてしまう恐れがある。

かと言って、国民党を選ぶと、「小藍」(国民党ジュニア)と言われる。

難しい選択を迫られている。

(著名な評論家たちは、民衆党は、1回目投票では黃珊珊に投票し、2回目(上位2名の決選投票)では棄権・白票とするのでは、との読みとのことだが、果たしてどうなるか)

富士子は、6割がた国民党の韓國瑜が当選では、と見ているが、果たして、去年の秋の台北グランドハイアットでの「鴻門之会」のようなドラマが何かあるのでしょうか❓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?