【中国介入？本当かいな。その2】
いよいよ明日投票日。
日本のメディアが一斉に報道した馬英九の失言（注：この発言の前後の文脈全体を知ってたら、失言とは思われないはずなのだが）は国民党のアキレス腱のように報道されているが、実は、日本のメディアは報道していないが、民進党の方がずっとアキレス腱が多い。
例えば、
・①違法建造物問題：市民の合法的な家を壊す時は涙一つ見せなかったのに、自分の実家が実は国有地の上に建てた違法建造物で取り壊されそうになったら5回も号泣した頼清徳氏。結局未だに違法建造物問題を解決していない。
・②高端ワクチン：台湾発の国内産ワクチン！と日本のメディアでも大々的に報道されていたが、結局これまで購入したのは台湾政府のみ。先日明るみに出た驚くべき内容の該社内会話の4つの録音によって、頼氏は、30年間封印とされていたワクチンの購買記録を公開すると約束していたが、本件主管の衛福部は高端社に責任や問題を押し付け、高端社は株主に押し付け。未だに公開していない。
・③頼氏の中華民国否定：自身が中華民国体制で選ばれた副総統なのに、中華民国を否定。
・④死刑を廃止するかどうか。
・⑤民進党所属の立法委員のわいせつ映像流出問題。
これらのうち、今日は⑤についてご紹介しますね。
民進党所属現立法委員 羅致政（既婚）は、今月2日にわいせつ映像が流出した。映像の中の女性は奥さんでは…ない。
羅氏はすぐ、これはディープフェイクだ、と否定し、「法に触れる」と市民の拡散を抑制した。
しかししばらくしたら、今度は羅氏と蔡英文との総統府の風水についての会話の音声録音が流出。
総統府：否定しない（肯定もしない）。
羅氏 ：「ディープフェイクだ！」
そしてまたしばらくしたら、羅氏と蘇貞昌元行政院長との会話の音声録音が流出。
蘇氏：（だんまり）
羅氏：「ディープフェイクだ！」
で、昨日ぐらいかな？エッチサイトに羅氏に関する映像が20個ぐらい投稿された。ちょっと言うの恥ずかしいんだけど、今度は◯◯を舐めたり、道具を用いたりしている映像らしい…。😵💫
羅氏は断固否定し、「中国介入だ」と批判。羅氏の奥さんも旦那を擁護しているが、おそらく当選への道は既に途絶えていると思う。
羅氏の問題、実は彼だけの問題ではなくなっている。羅氏の問題が発覚した時に、真っ先に頼清徳氏はこのように発言していた。
「この事件でわかるように、中国はあらゆる極端な手段を使って介入しようとしている。あなたの手の中の神聖な一票で中国のこのような悪劣な介入を打ち砕こう！」
つまり、これは中国介入だ、と決めつけた。
そして先日、調査した新北市の当局から、本件の調査結果は出たが選挙前は発表されない、と発表された。
これまで、頼氏以外に羅氏を応援する民進党員はいない。一方、羅氏は調査した新北市を催促する様子もないことから、99% 映像も音声も本物と見られる。
だとすると、頼氏が強調していた、本件は中国介入だ、というのは嘘だったと思われる。
今回の選挙では、民進党はずっと、何か自党に不利なことがあると、何でもかんでも「中国介入だ！」と言ってきたが、果たして実際に中国が介入したケースは一つでもあったのか？
。。。疑問ですね。
（突然、自分に不都合なことがあると、誰彼問わず「中国スパイだ！」とおっしゃるあのお方のお顔がフラッシュバック✧✧してきた・・・。）
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