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粗探しにはキャップなし
「小さいことだけどさ」
近しい人がよく言ってくるこれ。
「保険をかけて言うならば、気にしなければ?」
私のおでこにピタリと止まるこの言葉。
反芻反芻反芻。
関係性を守るため私はサッと前髪を直す。
清廉潔白な私でありたいが、私は私利私欲まみれである。
すんっとしている私だが、同じように「小さいこと」を気にする。
私は「反面教師」を常に必要としていることがその所以である。
”自分が成長するた
迷子にならないように
電車で人と人の間に座るのが苦手です。
これはパーソナルスペースが小さくなるからとか、壁に寄っ掛かれないからとかではありません。単純に間に座るのが下手ということです。
自分のおしりが分からないのです。
隣の人の膝の上に失礼してしまったらどうしようか。
失礼してしまったら「あ、ごめんなさい。」と言って本来の自分のスペースに戻るのか。その後の居心地の悪さを想像したら、もう戻れないか。
それとも膝
そういえば変だったよ!
「生き急いでんの?」
一歩後ろからぴょんっと隣に来た彼女はわたしに言った。
コヤツは何を言っているんだと思った。
彼女から見るとわたしは何かに追われているか、何かを追いかけているように見えるらしい。
物理的に。
わたしはただ、歩くのが速いだけである。
ちょっと遅くしてみる?となるとどこまでスピードダウンしたら良いかわからない。
スピードって相対的なもの?
そういえば、小学生の時リレーの