見出し画像

飽き性すぎる私の飽き性(マルチ・ポテンシャライト)という才能①

マルチ・ポテンシャライト
という言葉(概念)をご存知でしょうか?

私も先週まで知りませんでした。知るまでの経緯をまずご説明します。

4月22日、「これからイベントをどうするのか会議」というオンラインイベントを視聴しました。
手紙社(紙博や布博、東京蚤の市などのイベントや雑貨屋、カフェなどを展開する会社)の北島さんと本屋B&B(下北沢のすてきな本屋さん)の内沼さんの対談で、とても興味深かったのですが、その中で知った「GoodMeeting」というサイトがありまして。

https://goodmeeting.jp/

手紙社がつくる、いろんなオンライン上でのワークショップや情報交換を行うサイトで、
「初心者向けカメラ講座」や「好きなドラマを語る会」などいろんな番組(オンラインイベント)
が開催されているのです。

話が逸れますが、わたくしの話を少ししますと、大阪から鳥取に引っ越して5年目になります。
鳥取は人が少ないし、店も空いてるし、道も空いてるし、ご飯は美味しいし、ご飯はもらえるし、人は優しいし、楽しい人はいるし、私のスキルは求められるし、買い物はアマゾンやメルカリでできるし最高か。と思っていました。そんな中でも、不満というか残念なことがただひとつ。

「文化的なイベントに気軽に行けない」

大阪にいたころは、おもしろいイベントをやっている本屋さんや、各種ライブハウスやイベントスペースまで徒歩15分くらいで行けちゃう最高な場所に住んでいたので、ちょっと興味あるな〜、というイベントに気軽に足を運べていました。
しかし鳥取は(ないわけではなく、鳥取でイベント開催してくださる皆さんには感謝しかないのですが)、如何せんそういう知的・感覚的刺激が少ない。それだけが唯一の残念なことであり、「ま〜そこはたまに大阪や東京に行って吸収するしかないな〜」と半ば諦めていたことでもあるのです。

そこにきて、このオンラインブーム到来です。
何があったかは知りませんが、この世のほぼ全てのコミュニケーションがオンラインに取って代わってきているではありませんか。
これを僥倖と言わずしてなんと言いましょう。

閑話休題。

GoodMeetingは、私の好き系イベントやカフェ〜を展開している手紙社のつくるオンライン番組表。
いらん情報が入ってくるTwitterやFacebookでオンラインイベントを見つけなくても、私の好きや興味に沿った、間違いない番組が一覧で見られる。これは便利。興味しかない。と、即、部員(月額会員のことをそう呼ぶ)になったのでした。

その中で気になったMeetingタイトルが「マルチ・ポテンシャライトの集い〜器用貧乏と言われ続けた人へ〜」
https://coubic.com/tegamisha/823521 です。
話戻りましたね。よかった。

タイトルに少なからず当てはまる気がして、詳細をぽち。

***以下、Meeting説明文より抜粋****

マルチ・ポテンシャライトとは「マルチ(多くの)+ ポテンシャル(潜在能力を持つ)+ アイト(人)」という意味を込めアメリカで生まれた新しい概念。ひとつのことを突き詰めるというよりは、色々なことに興味関心があり、多才な感性を持つ。これまでは器用貧乏と思っていたあなたは、実は今の時代に必要とされている“創造的で型にはまらない人材”なのです。このMEETINGでは「私こそはマルチ・ポテンシャライトかもしれない」というみなさんの新たな扉を、日本でのこの道のパイオニア・宮城景花さんによるワークと交流によって開く集いです。
【MEETING内容】
まず、以下のチェックリストで「YES!」の答えが多い方、

1. 「大人になったら何になりたい?」と言う問いに困ったことがある。
2. 天職が見つからない(天職かもしれないと、いろいろ飛びつきがち)
3. 中途半端で飽きっぽい
4. 何をやっても長続きしない
5.「なりたいもの」を一つに絞れず 困っている。
6. やりたいことを一つだけ選んで、残りをすべて捨ててしまうなんてイヤだ

そして、こちらの動画→ https://youtu.be/4sZdcB6bjI8 を見て、「これは私のことだ!」と感じたみなさんに集っていただきます。前半90分程度はナビゲーター・宮城景花さんによるマルチ・ポテンシャライトについてのお話と、自身の生き方を見つめ直すきっかけになるかもしれないワークを行い、後半は、みなさんそれぞれの生き方や思いを共有し合う時間をリラックスした雰囲気で過ごしていただきます。どうぞ自由に食べたり飲んだりしながらご参加ください。

***抜粋おわり****


これを読んで、動画を見た私「わしやん」


転職を繰り返し、髪型もコロコロ変わる。
自分としてはそれが普通だったのですが、「私って飽き性なのかも」と気づいたのはいつの頃なのか。

一つのことを継続してやるって、素晴らしい。
て考え方。ありますよね。
私も憧れました。実際に、一つのことを続けて実になった友達もいて「継続は力なり」ってほんとなんだなぁと実感したこともあります。一芸に秀でた友達を見て「〇〇の人」って言われれば、その道で生きていけるんだ、私もそうなりたい、と思ったことも。
声優になりたくて、大学卒業後養成所に入り、コツコツオーディションを受け続けて、作品に出るようになった友人。教員になりたくて、毎年本採用の試験を受け続けて受かった友人。書道を続けて、個展を開く友人。

私も「〇〇の人」になりたい。
でも、飽きっぽいのもわかっている。
自己否定はしたくない、自分を大切にしたい。
そんな思いもあって数年前、「色々やってることは悪いことじゃない」と思うようにしました。
何かきっかけがあったわけではないのですが、

・これまでの経験が今にすべてつながっている(経験を組み合わせた考え方や仕事ができる)
・「これだけができる」より「あれもこれもできる」が重宝される(特に鳥取では)
・「これまでの積み重ね」をスパッと崩して新しいことをできると、リスク(背負うもの)が減る
・やりたいこと、好きなことが多いと、人生が豊かになる(実感)
・「変化」しないと「現状維持」はできない

だから、こういう人(=私)にも価値がある!
と思い込んでるんだ!

・・・というようなことを、友人に力説したことがあります。
「中途半端な完成形」という個展https://www.facebook.com/events/262928877567637/を開いたことも。

なので実は、TEDの動画を見た時に少し嫉妬したのでした。
「私も気づいてたのに〜〜〜」という事後諸葛亮(https://numan.tokyo/words/iIE09)です。
どんな世界でも、最初に世に出したもの勝ちだと思っておりますし、
こういう人が一定数いるだろうなと思ってはいたけれども、それを言語化して世界に知らしめようなどとは思いつきませんでした。だからこの考え方を広めているEmilie さんすごい、ありがとう。嫉妬する私美しくないし勝ちとか負けとかじゃないから。

たぶん「私もこうなりたい」のだと思います。自分の考えていることに、共感してくれる人、ちょっとでも良い気持ちになってくれる人がいる、と実感したい。あと、ちょっと目立ちたい。目立ちたいのに目立ちたくない。どっち。(この感情については、Meetingで少し「こういうことなのか」と腑に落ちたので、後述します)

──というわけ(?)で、私は私が「これから」できることをやっていくし、思っていることはすぐに発信していこう、とより強く思い、今こうしてぱちぱちとキーを叩いておるのでした。


次回、実際にMeetingに参加してみましたレポート!(予定!)よろしければどうぞ。(まさかの長くなりすぎて、メインのイベント内容まで行けなかった)

画像は、なぜかはわからないけど何かに突き動かされて作ったきゃわわマスクです。下着っぽくなってお気に入りです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?