テスト

この文章はnoteというサービスを使うにあたり行う、

テストである。

改行するごとに左側に、いちいち(+)が出て来るのはあまりいただけないのだけれど、

まぁ、インターフェイスはすっきりとしているし、

それなりに文字を書くことに集中できるのだから

文句はあまり言わないでおこう。

さて、私は人生の折り返し地点に到達してしまった。

私の最も身近な老衰により天寿を全うした人間といえば、祖父である。

私の祖父は大正ももう直ぐおわろうかという年に生まれ、青年期を戦争の中で過ごした。戦争当時、徴兵されたわけではなさそうで、戦地に行ったという話は聞いたことがない。

工場で働いていたという微かな記憶があるが、それも不明瞭だ。

彼は私を猫っかわいがりしてくれたが、私の方はといえば、声が大きくて、いつもびくっとさせられるので、雷みたいな存在だった。

遠くで見ている分にはとても良いのだけれど、近くで鳴られると、死ぬほどのことではないまでも、怖いのだ。

さて、そんな雷のような声を持つ我が愛すべき祖父は78歳で亡くなられた。

彼の生きた月日の長さは私にとって一つの指標である。

遺伝子の老衰情報。

私が78歳で鬼籍に入るとするならば、現在38歳にて、今年39歳になる我が身は、まさに人生の折り返し地点に立っている。

前半側の。最後の数メートルだ。

あとの人生はゆっくりと下っていく。肉体は確実に衰えていく。

しかし、どうだろうか。脳内は未だに狂っていて一向に人生の序盤を走っている気分が鳴り止まない。

狂気はバンドをやり始めたあの頃からちっとも減ってはいないが、逆に研ぎ澄まされたり、時とともに鈍くなったりしていて、不恰好だけれども、それなりの様相に仕上がりつつある。

そろそろか。

祖父のなくなった78歳をターゲットとして捉えると、私の人生は50%を超えるのだ。

だから39歳以降の人生は、やろうと思っていたことをやっていこうと思った。

というわけで、プロの作家になるべくしてなろうとしてなってみようと、こう思うのだ。

面白そうだ。うん。頭の中で湧き出て来てとめどないこういったあれこれをなんとかうまく書き出して、形にして、誰の役に立つかわからないけれども、読んでいただいた方に、何かしらのきっかけを作れたら幸いだ。

藤木晋之助






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