Fujiki

趣味で短い小説を書いています。NovelJam 2018秋 藤井太洋賞受賞。noteは…

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趣味で短い小説を書いています。NovelJam 2018秋 藤井太洋賞受賞。noteは気が向いたときに思いつきを書こうと思います。内容には期待しないでください。

最近の記事

小説、舞台、SNSを横断する多重の演技――西河理貴『【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!』を読んだ

 これは西河理貴『【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!』(以下『センコロ』)の読書感想文である。この文章の中で、私はいわゆるネタバレに対する配慮を一切していない。話の筋や結末を聞いただけで本を読む楽しみが損なわれてしまう人は、たぶん読まないほうがいいだろう。それから、まさかいないとは思うけれど、もしこれを読んでいる人の中に「ニシカワリキって何? おいしいの?」というレベルの知識しか持ち合わせていない不埒な輩がいたら、グズグズしていないでこの将来有望な作家の著書を買っ

    • 【NovelJam 2018秋】とりあえず、ランペを作った。

      チーム内でマーケティング戦略を相談した結果、ひとまずNovelJam 2018秋参加作『川の先へ雲は流れ』のランディングページを作りました。ランディングページとは、検索エンジンの結果や広告のリンクをクリックした時に最初に表示されるウェブページのこと。言葉の本来の意味からいえば、飛行機が着陸したり、船から人が上陸したりするイメージです。略してランペ。波野先生は何でも略します。 というわけで、ジャジャーン! 『川の先へ雲は流れ』のランディングページです。 「さくっと世界観が伝

      • よろしく、NovelJam 2018秋

        自己紹介は既に済ませたし、このアカウント自体NovelJamへの応募後に作ったものなので、詳しい内容は本アカウントの他のnotesをご参照ください。以下のnoteは、11月23~25日に開催されるNovelJam 2018秋が終わるまでの期間限定で公開します。2泊3日で面白い小説を書きあげて本にするのは今の自分の実力を考えると過酷な試練になりそうですが、同じチームの仲間と協力して充実した3日間にしたいです。 それでは、NovelJamを主催する日本独立作家同盟事務局からもら

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        • プロフィール

          日本語での創作活動を細々と続けております。原稿用紙5~10枚程度の掌編小説を中心に、あれこれ書きました。というより、長い小説を書く技量がまだ足りないようです。下記の刊行物やウェブサイトで読めます。 トルーマン・カポーティの短編小説が好きで、カポーティみたいな文章が書けたらとつねづね憧れています。ジャンルは問わず、不思議な雰囲気の小説を好んで読みます。あと、信頼できる他人に勧められた本も義理堅く読むほうです。 単著(電子書籍)『川の先へ雲は流れ』(2018年11月刊行)7編

        小説、舞台、SNSを横断する多重の演技――西河理貴『【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!』を読んだ

          NovelJam 2018秋に参加します

          まずはご報告。2018年11月23日~25日に東京都の八王子セミナーハウスで開催されるNovelJam 2018秋に「著者」として参加することが決まりました。2泊3日で3000字から1万字の小説を書くという合宿形式のイベントです。3日目の午後には完成作が電子書籍で販売されます。ちなみに3日目は文学フリマ東京と重なっているのですが、そちらで販売される同人誌『破滅派』14号にも短編が収録される予定です。 NovelJamでは著者2名、編集者、デザイナーの4名でチームを組み、当日

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          NovelJam 2018秋に参加します