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シャーナーメ:1.最初の王達


(gooブログをやっていて、そこに載せたものですが、ペルシャ細密画好きの方、シャーナーメに興味のある方とお近づきになれたらと重い、こちらにも掲載してみたいと思います。)

以前、シャータフマスプのシャーナーメの解説本を翻訳してみました。
本の後半に、いくつかの絵についての解説があったのですが、ものがたりの全貌は分かりにくいです。
折角の本の挿絵なので、絵本のように、またはアニメ(まんが日本むかし話とか)のように、ストーリーとセットで絵を見ていきたいです。
200枚も挿絵があるのだから、並べればストーリーが見えてくるかと表に整理してみましたが、全然。
原書は6万語近くの韻文なのですって。
6万語ってどれくらい?
ペルシャ語からの全文英訳の書物があるのですが、なんと全9巻。
うー。
もしかして目次だけ並べれば結構ストーリーが見えるかな?ブログにそのまま使えるかも?
とコピペして、デジタル化された際の誤字を、なんか中々終わらないなあと思いつつ、ちまちま直してみました。
やっと終わって見てみたら、A4の紙で20ページ分も。
しかも、各章のタイトルは、たとえば、「如何にしてファリドゥンはジャンダルをヤマンに送り込んだか」
という感じで、ストーリーを知っている人ならばこの章題で、ふむ、あの話ね、と分かりますが知らない人には分からないです。これではブログに使えない・・・。
そもそも神話や叙事詩って、登場人物が多いし、あらすじにしてしまうと無味乾燥。細部があってこその面白さですよね。

仕方がないので、自分で作るか・・・。
絵を切り貼りして並べる感じで、ストーリーをかいつまんで添えて、絵本みたくしてみました。
とりあえず神話のはじまりの部分。

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シャーナーメ 1.最初の王達
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■登場人物

ガユマール:イランの初代の王 Gaiumart/Kayumars
シヤマク:ガユマールの息子 シアマック/Siyamak
アーリマン:ガユマールの邪悪な敵(悪魔)
ブラック・ディブ:アーリマンの息子の黒鬼
フーシャン:シヤマクの息子 Hushang
タフムラス:フーシャンの息子 Tahmuras
ジャムシード:タフムラスの息子 Jamshid

■概要

歴史のはじまりにあたる、神話時代の数人の王の話。
何しろ神話なので実際の歴史とは無関係。治世も、数十年という場合もあれば、三百年という場合もあり神話的。
挿絵は美しいが、超古代をリアルに表現するのではなく、絵画作成時の同時代の風俗を描いている場合が多い。
この部分の挿絵は5枚で、ページを繰るごとに(見開きごとに)1枚、絵があるような構成になっています。本づくりへの気合が感じられます。

■ものがたり

イランの初代の王ガユマールは、山頂から世界を支配していました。王権というものはこのガユマール王から始まったのです。
この王朝をピシュダディアン王朝といいました。


彼の治世は30年続きました。
この時代、人々は豹の皮で衣服を作りました。またこの時代に耕作が始まり、さまざまな人々が争いもなく豊かに暮らしていました。


牛や野獣は人間と争うことなく、互いに助け合っていました。
全ての人も獣も、ガユマールのごつごつした玉座の前に、敬虔な気持ちでかしずいたのでした。



ガユマール王には、息子シヤマクがいました。


勇敢で志が高く、武勇にすぐれた人物でした。
父王は彼をとても愛するあまり、いつか別れの日がくることを思うと涙ぐむのでした。

ガユマール王には邪悪な敵、アーリマンがいました。アーリマンは、ガユマールをひどく妬んでいました。
アーリマンには凶暴で狼のような息子のブラック・ディヴがいました。
この二人は協力して、ガユマールの王位を狙っていました。

至高の天使ソルシュは妖精に姿を変え、ガユマールにその陰謀を警告しました。
シヤマクはそれを聞き、怒りで胸が熱くなりました。
彼は兵を集め、(この時代にはまだ鉄の鎧はなかったため)豹の皮で身を固め、戦いに出かけました。

彼は勇敢にアーリマンの息子に立ち向かいました。
しかし恐ろしいブラック・ディヴは、王子を強く握り締め、折り曲げて、引き裂いてしまいました。
こうしてシヤマクはその汚れた手にかかって死んだのです。

シヤマクの死の知らせを聞いたガユマール王と臣下たちは、みな血の涙を流し、頬はワインの色に染まりました。


シヤマクには息子、フーシャンがいました。
ガユマール王の宮廷で大臣をつとめる聡明な青年でした。


ガユマール王とフーシャンは復讐の戦いに向かいました。
総大将は勿論ガユマール王です。


軍隊には、ガユマールに忠実な妖精、獅子、鳥、狼、虎たちが加わり、若いフーシャンが先陣を切りました。

勇敢なフーシャンはブラック・ディヴを締め上げます。


兵士たちもまた、(この時代にはまだ鉄の武器がなかったため)木の枝を持って戦います。


獅子や豹、狼たちは、ブラック・ディヴの手下の鬼たちにとびかかり、鋭い爪をたてます。


空からは、妖精たちが、岩を投げつけて加勢しています。


こうしてシヤマクの敵を討つことができましたが、ガユマール王の時は終わりに近づいていました。
彼は厄介な時代をすばらしくおさめる道筋をつくりましたが、それを楽しむ時間はありませんでした。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

フーシャンが祖父の王位を継ぎ、40年間国を治めました。
彼は公正で賢明な王でした。
彼は世界を文明化し、地表を正義で満たしました。

ある日、フーシャンは岩の後ろに潜むドラゴンの恐ろしい姿をみつけました。フーシャンが石を投げつけると、その怪物は消えてしまいました。
石が大きな岩にぶつかり、火花が散ったとき、聡明なフーシャンはこの現象の意味をいち早く察知しました。
これが火の源なのだと。
善良なフーシャンは、神の贈り物として火を祀るようになりました。
その夜、臣下と家畜を集め、火の持つ可能性を説き、サデ(Sadeh)の祝宴を開きました。



また彼の治世には鉱業、鍛冶、農業、灌漑が発展しました。
山羊や羊の群れを飼う牧畜も、この時代に発展したのです。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

フーシャンは賢い息子タフムラスを授かりました。
彼が王位を継ぎ、30年の治世の間にいくつもの技術を発展させました。
羊の毛から糸を紡いで布をつくること、足の速い四足獣をつかまえて大麦、草、干し草を食べさせて飼いならすこと、鷹とハヤブサを従わせること、などです。

彼の最大の功績は、ディヴと魔術師達の軍団と闘い、打ち負かしたことです。
タフムラスは彼の巨大なメイス(棍棒)をディヴに打ち下ろしたのです。


縛られ、打ちのめされた捕虜たちは、命を乞いました。
"我らを滅ぼさぬなら" "新たな術を授けよう "と。
タフムラスは彼らの秘密を知るために慈悲を与えました。
彼らは解放されると、彼に仕え、彼の心を知識で照らし、ルーマン語、ペルシャ語、アラビア語、スフディ語、チニ語、パフラヴィ語、ギリシャ語、中国語など、おそろしいほどに分裂した30ほどの言語と文字の取り合わせを教えました。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

タフムラスの偉大な息子ジャムシードは、父の教えをよく守り、栄光ある父の王位を継承しました。


彼の治世は300年続き、栄光ある日々でした。
この時代、さまざまな技術が発展しました。

彼はまず武器を作りました。
大きなふいごで炉を熱くして鉄を加工し、それを兜、腰当て、胸当て、人馬の鎧に仕立てたのです。
武具は、鏨(たがね)で打ったり彫金を施して美しく仕上げられました。


毛や綿で糸を紡ぎ、それを織って、毛織物、豪華な錦を作り、そして縫って衣服にする方法を人々に教えました。



地面を掘り、水路を作って農業の助けとしました。


divを支配し、彼らに土と水を混ぜ、煉瓦を作る仕事をさせました。
彼らはまず石と石灰で基礎を築き、その上に芸術の規則によって、浴場、高いホール、聖堂などの建造物を建てました。

建物を建てるための木材も、木を加工して作るようになったのです。


また彼は岩の中から光沢のある石を探し出し、ルビー、琥珀、銀、金などの多くの宝石を手に入れました。
樟脳、麝香、龍涎香、ローズウォーターなど、人が好む香りを紹介しました。

薬学や医術もジャムシードによって開かれた秘密でありました。
彼はまた船をつくり海を渡ったりもしました。
ファーヴァルディンの最初の日 (3 月 21 日) にNow-ruz (新しい日) をさだめ、労働から体を休め、争いから心を休める日としました。

ジャムシード王の治世には国は大変に栄え、人々はディヴを召使にして、病や死を忘れるほどに安楽に暮らしていました。

しかしある日、ジャムシードは道を外れてしまったのです。
自分の業績についてあまりに傲慢になり、自分は誰よりも、神よりもなお優れていると考えるようになります。
臣下の心は王から離れていき、神の恩寵も彼を見捨てることになります。

■細密画リスト

(表で入れたいのですが操作がよく分からず・・)
サムネイルページ番号画のタイトル※タイトル和訳所蔵館と請求番号画像リンク先備考

20 VERSO
The court of Gayumars
ガユマールの宮廷
Aga Khan Museum, AKM165

本※のp89

21 VERSO
Hushang slays the Black Div
フーシャンが黒いディヴ(鬼)を殺す
個人蔵

22 VERSO
The feast of Sadeh
サデの饗宴
MET, 1970.301.2

p93

23 VERSO
Tahmuras defeats the divs
タフムラス、ディヴを倒す
MET, 1970.301.3

p97

24 VERSO
The court of Jamshid
ジャムシードの宮廷
Tehran Museum of Contemporary Art, Tehran, Iran

p97

※画のタイトルは”A King's Book of Kings: The Shah-nameh of Shah Tahmasp" (Stuart Cary Welch) による
※本:”A King's Book of Kings: The Shah-nameh of Shah Tahmasp" (Stuart Cary Welch)

■細密画解説


(本や所蔵美術館の解説より適宜抜粋)

●f20 VERSO ガユマールの宮廷
この作品は、サファヴィー朝の王立図書館で働き、1522 年にヘラートから戻ったシャー タフマースプに絵画を教えるために雇われた、タブリーズ出身のサファヴィー朝の巨匠スルタン ムハンマドの作であるとされる。
画家で作家のダスト・ムハンマドによると、この細密画を前にして仲間の芸術家たちは恥ずかしさのあまり頭を下げたという。
「ガユマールの宮廷」は、その複雑さ、色彩の巧みさ、細部の緻密さ、そしてメッセージの感情的な強さで際立っている。
金色の空と、絵の三方の余白に広がるそびえ立つ風景は、見る人の目と精神を高めていく。
描かれる世界は動物と人間が共生する理想郷。
スルタン・ムハンマドの熟練と創造性は、コートの裏地や帽子の柔らかい毛皮などのテクスチャーの表現を通して示されている。岩から小川へと流れる、当初は銀色で、今や黒くなった水しぶき。青い岩から緑への変化。ごつごつした岩の先端には多数の人間と動物の顔が隠れていて、絵に活気を与えている。
この絵の素晴らしさは、熊、鹿、ライオンのペアを通しても伝えられる。はしゃぐサル、 寄り添う牛と雄牛。画面中央の二頭のライオンは、1480年頃のトルクマンの細密画と相似している(本の図6参照)。
このようなインスピレーションに満ちた作品は、物語を説明するという単純な必要性をはるかに超えている。それは、人間、動物、植物、鉱物を通しての精神性と自然とのまれなつながりを反映しており、ペルシャの絵画ではめったにみられないものである。

(参考情報)
カーン・アカデミーによるこの絵の解説

〇Fujikaメモ
ガユマール王の左下の若い人物は、未来を告げる天使ソルシュという説と、王の孫フーシャンという説がありました。私は、ほかの人間と同じ毛皮の衣を着ているので、天使ではなくフーシャンという説をとりました。

専門家がみんな褒めている絵ですが、私はそんなに好きじゃないかな・・・。(象徴的というよりは具体的な画が好きなので・・・)
岩の感じとか、中国の絵をほうふつとさせます。

●21 VERSO フーシャンが黒いディヴ(鬼)を殺す
専門家による解説がみつからなかったので、私が勝手に感想を書いてしまいます。

画面の上半分が空にもかかわらず、全体に木の枝や鳥、渦巻く雲が描かれて、しかも金箔が貼ってあるので、余白、という感じは全くないです。これは、使われなかったという絵「眠れるルスタム」に似て、息詰まるような濃ゆい描き方のように見えます。タブリーズ様式、になるのかしらん。
木に咲く花は、みな梅の花のような様式化された五弁の花(かわいい)。
木や草の葉っぱは、様式化されつつも、いろいろな種類があります(好み)。
空に飛ぶ鳥は、比較的写実的(ペルシャ細密画の鳥の描き方には中国絵画の影響があるのだそう)。
葉っぱと豹やライオンのあたり、『エルマーの冒険』シリーズの挿絵を思い起こさせます。


●22 VERSO サデの饗宴
これはスルタン・ムハンマドが15世紀のタブリーズのトルクマン様式を変化させたもので、素早く描かれた見事な絵の一つである。この絵は、15世紀のタブリーズのトルクマン様式をアレンジしたもので、技巧よりもスピードに重点が置かれているが、人物や動物の機知に富んだ深い描写により、『シャー・ナーメ』の中で最も生き生きとした作品のひとつとなっている。
この絵は、牧草地の中央に座ってワインのカップを持っているフシャンが、ザクロを差し出す部下の 1 人の方を向く様子を描いている。左側の 3 番目の人物は、敷物の上に座ってワインを飲んでいる。彼らは饗宴を祝うためにフシャンが燃やした火を前にしている。

縁にそびえ立つ人物像と岩の露頭のこの特定の構図は、スルタン・ムハンマドの典型であり、この写本の彼の傑作「ガユマールの宮廷」で最も見事に実現されている。ここでの細部のレベルはガユマールのイメージよりもはるかに複雑ではないが、この絵には、このアーティストの特徴である他の特徴、極彩色の岩、なども示されている。

〇Fujikaメモ:
画面枠外の右上、クマが岩を持ち上げて豹を狙っています。何故か悪意があるようには見えず、遊びのようにほのぼのとユーモラスに見えます。



●f23 VERSO タフムラス、ディヴを倒す

この作品は、マスターペインターであり、この原稿の第一世代の芸術家の主任管理者であるスルタン・ムハンマドによるものである。
ここではフーシャンの息子タフムラス王が草原を疾走し、牛頭棍で黒い悪魔(ディヴ)を打ちのめす様子がテンポよく描かれている。ディヴの醜い顔とユーモラスな身振り(手前の木陰のディヴが仲間のしっぽをつかんでいる)、ぶちのある皮膚の絵画的な扱いは、スルタン・ムハンマドの典型的なスタイルである。

中央上部の様式的な赤い花が咲いた草は、トルクマンの宮廷で長く愛されてきた中国の観賞用花からインスピレーションを得たものであり、真正面や完全に後ろを向いた馬の描き方はヨーロッパ美術に由来するものである。

右上に描かれた白馬が空中を歩いているように見える空間的な非論理性は、スルタン・ムハンマドの作風がトルクメンに根ざしていることを想起させる。タブリーズの王立図書館に参加したヘラートの芸術家たちの影響を受けて、このような魅力的な過剰表現は、《シャフナーマ》の制作期間中に抑制されることになる。

〇Fujikaメモ:
解説にもありますが、馬を走らせ棍棒を振り下ろす、スピードや疾走感を感じさせるところがすばらしいと思いました。
そして主人公の美男子は、常にクールな無表情なのに比べ、ディヴたちは表情豊かでユーモラス。
画面右上のアヤメの花は結構写実的。左端の木の花(梅のようですが、概してアーモンドのつもりなのだとか)は、様式化されているとはいえ、まだ絵に調和しています。画面中央の赤い花は、妙に大きくテカテカして、どうみても現実の花がイメージできず、造花よりも更に作り物めいていますよね。なのに葉が結構写実的というのも面白い・・・。
花に比べて2組の鳥は、ポーズも比較的自然で写実的ですよね。
右上の白馬と騎士が空中にいるよう、と解説にありましたが、私は特に気にならないです。

●f24 VERSO ジャムシードの宮廷

この絵では豪華な 16 世紀の衣装を身にまとったジャムシッドの背後に 2 人のディヴがおり、男たちが絹を織り、布を切り、木を切り、巨大なふいごで鉄を鍛造するにぎやかな宮廷を描いている。細部にまでこだわった表面と豊かな植生は、ジャムシードの業績の興奮を反映しているようである。

〇Fujikaメモ:
鍛冶や機織りなどの工芸の様子が描かれて、楽しい画です。
ジャムシード王の下にある、お皿にのった白いものはなんだろう・・・。
飲み物のボトルのそばにあるし、食べ物だとは思うのだけれど。白地にぽつぽつとブチが入っている食べもの・・・・。


■■参考情報
●アトキンソン 抄訳
James Atkinson, Soordb. カルカッタ、1814/ロンドン、1832

全文かどうかは分かりませんが、Wikiソースで読めます。ブラウザ翻訳機能が使えるので便利。
Internet Archive にも。

●ワーナー&ワーナー ペルシャ語からの全訳 全九巻
Arthur George WARNER and Edmond WARNER. ロンドン、1905
ペルシャ語韻文からの英語韻文への全訳は、いつか誰かがしなくてはいけない仕事なのでしょうが、それにしても大変そう。
どんなに大変だったか愚痴めいたことが書いてあるかと前書きをちら見してみたら、
「この作品の出版を心待ちにしていた私は、その準備に数え切れないほどの幸せな時間を過ごすことができました・・」
え、「幸せ」?
ヴィクトリア朝に育ったイギリス文化人の自虐ユーモアかな?(出版年1905年はエドワード王の時代ですが)

Internet Archiveで全巻閲覧できます。テキストも拾えますが、発音記号がついたアナログ原稿の文字化なので誤変換が大量にあり、綺麗にするのはとても手間がかかります。
(例:正: Iran 誤: Irdn)
第1巻 第2巻 第3巻 第4巻 第5巻 第6巻 第7巻 第8巻 第9巻

こちらのサイトで、前半の一部が読めます。htmlになっているのでブラウザ翻訳機能も使えますが、改行が多いので翻訳がおかしくなります。全ての改行をなくしてDeepl翻訳などで訳しなおした方が分かりやすいです。


●デイヴィス 全3巻 ペルシャ語からの翻訳。カラー挿絵多数
Dick Davis. The Lion and the Throne/Fathers and Sons/Sunset of Empire: Stories from the Shahnameh of Ferdowsi. 1998
カラー挿絵たっぷり。こういうのが欲しかったのよ~。
これを知ったのはこの記事を描き終わったときでした。
これがあれば、私が記事を作る必要はないな・・・・。
第1巻:獅子と玉座  The Lion and the Throne  Amazon
第2巻:父と息子たち Fathers and Sons   Amazon
第3巻:帝国の落日  Sunset of Empire   Amazon


●デイヴィス 全一巻
Dick Davis. Shahnameh, The Persian Book of Kings. 2006
上記全3巻からカラー挿絵を抜いた抜粋と思われます。ペーパーバック版の出版社はペンギンブックス。
amazon
Internet Archive (全文閲覧可。テキストも拾える)

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