思い出の地が与える未来への活力
幼少期の思い出の場所はどこですか?
と聞かれると、誰しもがどこか思い当たる場所があるのではないだろうか。
僕にとってのそれは、アラブ首長国連邦のアブダビである。
小学校の3年間を過ごした中東の都市。
そのアブダビを20年ぶりに訪れた。
アブダビの記憶はとにかく楽しかった記憶だ。だが、時間の経過と共にその記憶は曖昧になっていく。
「いつかまた行きたい」とはずっと思っていたが、それっぽい機会なんてなかなかないし、このまま一生来ないかもしれない。
「じゃあ行きたい気持がある今、