2022年したこと、2023年すること
こんにちは、富士獣です。
年末年始に1年の総括が重なるのしんどくないですか?
僕は技術系は3月〆、ラノベはこのラノ〆(11月末〆)にすることで負担を分散しています。
まぁラノベ記事3つ書くって言ってまだ1つしか書いてないので意味ないんですけど……。
本記事では昨年を振り返りながら、今年および1-3月の目標を掲げます。
2022目標振り返り
達成度を6段階評価しています。
★1 ほぼ未着手 ★2 着手したが大きく未達 ★3 満足できる未達
★4 概ね達成 ★5 達成 ★6 想定を大きく過達
技術2022
学習した事まとめは3月にQiitaの方でまとめようと思うので、ここではテーマを絞って述べます。
競技プログラミング
2022年頭に競技プログラミングを始め、AtCoderのレーティングが1500前後に到達しました。
・コンテスト参加数:58回
・解いた問題数:712問
・1問でも解いた日数:228日
・読んだ関連書籍:7冊
といった感じで、今年1年で最も継続的に取り組んだものになりました。
まず、アルゴリズム力が大きく向上しました。今年の1月1日時点では800程度でしたが、現在は1500前後で、パフォーマンス的には1-3月で1600に到達できそうです。
難度の高いアルゴリズムの設計力・理解力、実装の速度・正確性、数学的な知識や考察力などにおいて顕著にスキルが向上し、エンジニアとして数段レベルが上がった実感があります。
ほとんど独り言用だったTwitterの技術系垢で競プロerと繋がり、事業会社の社長から中高生まで多種多様なバッググラウンドを持つ”つよい人”と交流することが増えたのもいい影響です。
Qiitaで書いた記事も割とウケて、30000Viewsを突破し、週間トレンド2位、月間トレンド27位になりました。
ヒューリスティックにも参加し、レートが水色になりました。4時間~2週間掛けて「最適解を出すことが困難な問題で、できるだけ良い解を出す」コンテストです。
アルゴリズム力や設計・実装力は、このような方向性の異なる問題に取り組む上でも役立ちます
2022の目標設定で述べた通りのメリットを、想像していた10倍くらい享受することができました。
仕事や趣味の開発から、検索エンジンやRDBMSなどの極めて高度なプロダクトの要素技術の理解まで、競プロで得たものが役立っています。
自分のエンジニアとしての基礎体力になっている上に、明確な強みにもなりつつあり、2022年やってよかったこと大賞でした。
もっと人生の早い段階で始めていれば今頃バケモノになっていたんじゃないでしょうか。それでも、社会人1年目で出会えてよかったです。
データベース
2022は業務寄りの学習テーマとしてDBを選択しました。
①データベースの使用と活用の能力を向上する
→Oracle DBの本を読み資格を取る
→データベーススペシャリストを取る
②CS的な関心としてRDBMSの内部動作を理解する
→ RustでRDBMSを自作する
を掲げ、Oracleの資格こそ(受験料が高いので)取りませんでしたが、達成することができました。
特に、通常10年目くらいで社内昇格要件などで勉強することになる高度情報資格を2年目で取れたのは、近い年代での差別化や、自分がその年代になった時にリソースを他の事に割ける点で、大きなアドになりそうです。
データベーススペシャリストの午後試験を通じて、10ページ以上に渡る業務要件を読んで適切にデータベースを構築する能力が養われました。この試験ではRDBMSを前提としたものでしたが、ソフトウェア設計全般を行う上で勉強になる点が多々あり、最初に取得する高度資格として適切な選択であったように思います。
トレンド技術
量子コンピュータ、メタバース、Web3について書籍を5冊ずつ読み、手も動かしました。
低レイヤ技術
GWの前半を利用して、RDBMSを作成しました。
あとは今年はOSの学部レベルの教科書を1冊読んだくらいです。
プログラミング言語
この界隈では、年1つは新しいプログラミング言語をやろうと伝統的に言われています。
今年は競技プログラミングを通してC++を長く触っていました。年始の予定ではRustにもっと触れている予定でしたが、入門書1冊程度しかやりませんでした。
業務でTypeScript+AngularやC#をやりましたが、どれも中途半端だったかなと。
PPLサマースクールは面白かったです。
技術2023
競技プログラミング
AtCoder青色(レート1600)は、2月中には達成したいです。
そのあとはレートを目標にするよりも、高度な手法や理論の理解を優先させたいと考えています。具体的には「典型90、上級精選50を理解する」「みんなのデータ構造を読んで実装する」「アルゴリズムイントロダクションとアルゴリズムデザインを読破する」のような方向です。全部1年でやると負担が大きいので、このうちのいくつかを。
ヒューリスティックの方も青色を目指す方向性もありますが、それよりはKaggle(機械学習)かCTF(セキュリティ)のコンテストに参加する方に今は関心があります。
資格
上半期はネットワークスペシャリスト、下半期はAWS資格2つを目安にしようかなと考えています。
トレンド技術
UnityでVRゲームを作りたいです。あとはそろそろディープラーニングと真面目に向き合います。
低レイヤ技術
OSかコンパイラを作りたいものの、そんな時間を作れるか不明です。技術書は何冊か読みたいですね。
プログラミング言語
あまり新しいパラダイムの学習は考えてないです。Rust、C#+Unity、TypeScript+Reactの理解を深める年にできたらいいなというイメージ。
設計
最近ソフトウェア設計論やDDDの本を読んでいて面白さが分かってきたので、もっと掘り下げて勉強したいですね。
仕事2022・2023
2021年の研修で爆目立ちした結果、OJTでも常に1番難度の高い機能の開発にアサインされ多くの経験値を得られましたし、本配属でも1番志望度の高いPJに入ることができ、非常に得をすることができました。ボーナスも多いし。
本配属先でも上司や先輩にバイネームでPJ外のタスクフォースに誘われたり、割と早々に部署内表彰を受けるなど、はたから見たら順調すぎる2年目でしょう。
一方で、期待値が上がりすぎた結果、最近はキャパを超えるタスク量になっており、有休も使わず残業を増やすことでなんとか対応しています。まだ深夜残業や休日出勤は回避していますが、対処しなければいずれ避けられなくなると感じています。
まずは、終業後の勉強時間の一部を、現在の業務の効率化に繋がるような即効性のある内容に充てることで、残業時間を減らす必要があります。
余裕が出てきた頃には社会人3年目になっていると思うので、もう少しチームリーダーの仕事を一部巻き取る動きをしたいですね。リーダーは今もそれを期待していそうで、僕が目の前の仕事に追われすぎているので待っていてくれている感じがあります。リーダーの負担の軽減やチームの成功に繋がるだけでなく、自分の戦闘力上昇にも繋がりますし。
英語2023
技術力の積み立てが順調なので、選択肢を増やすためにも英語も積み立てておきます。
今年は英語の基礎力を満遍なく伸ばすために、TOEIC800点を結果目標、TOEIC5回受験を行動目標とします。
交友2022・2023
9月に山梨、10月に仙台に行きました。
美味しいものも沢山食べられて良かったです。
社内に友だちはいません。
今年も時々旅行に行ったりしたいですね~。
社内で友だちを作るのは諦めましたが、社外の技術界隈とはもう少し交流を持ってもいいのかなと思っています。
趣味2022
読書メーターに記録しているだけで136冊あったので、消えた分やそもそも登録をしていない分も合わせると150冊は十分超えていそうです。
入浴中に文庫本を読むという習慣を5年くらい続けていましたが、7月にKindle Oasisを買ったことで、分厚い技術書を1日10-20分コツコツ読むようになりました。
技術書を楽に消費できるようになった一方で、これまで入浴中に読んでいたラノベの読了数は減っておらず、マジックです。以前は0時過ぎてから技術書を1日1章読むために割と意志力を使っていたのですが、残業や競プロで疲れた頭でそれをやるのは難しいため、そこで代わりにラノベを読んでいます。上手くできてますね。
ラノベ以外の小説を10冊読むことを目安にしていましたが、結果は4冊でした。『黒牢城』などを読みました。正直目標として優先度低いので、2023年は掲げないことにします。面白い小説は老後に読んでも面白いと信じてます。
記事は12本書きました。noteが9本、Qiitaが3本です。DLチャンネルは今年も0本。構想から公開までに3日分くらいMPを消費するので、月1記事は割と丁度いいハードルでした。
余暇2022
ソシャゲは、一応シャニマスとプロセカは続いています。シャニマスは推しが来た時だけ回すログボ勢で、プロセカもストーリー追い切れていませんが……。
エロゲは今年言い続けたものの、1本目のダカーポ4を10時間くらいやったところです。あと20時間くらいあればフルコンプできますが、20時間あれば1テーマについて基礎的な勉強ができると思うと、なかなか割けないですね。2023年こそ……。
あと、2022年はアニメを1クール1, 2本観ていたので割と健康的でした。オススメは3分アニメの『ある朝ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生』です。
趣味・余暇2023
読書に関しては、今年も160冊くらい読みたいですね。ラノベ80、技術50、実用10、教養10、その他10くらいで。
ゲームは四半期に1本くらいちゃんとやりましょう。3月末までにポケモンを殿堂入りまでやりたいです。そのあとこそダカーポ4かもしれませんが、オススメされてセールで買ったsteamソフトとかも未着手なので、未定です。VRゲームもやりたいし。
アニメも年8本くらいはちゃんと観ましょう。
健康2022・2023
Fit Boxingは上半期は割と頑張ってて、年150日はやってるはず。もっと頑張ろうね。
2時までに寝て9時までに起きるようにしたいですね。休日も11時までには起きます。
Fit-Boxingか散歩を基本毎日やります。あと2022は体重が落ちなかったので、2023はちゃんと10kgくらい落とします。
PDCA 2022・2023
近年試したことの個人的感想
◎年1で目標を立てる
◎読んだ技術書をQiitaに書く
◎四半期ごとにnoteを書く→ 人に見せる文章でまとめるのは割と良かった。月ベースでやるのは面倒なので、2023も四半期でまとめる
〇週記をEverNoteに書く→ 主にKPT+Discard用。プライベートに書くなら週ベースは丁度いい。最近は週記以外でEverNoteを起動しないので、書いた内容を忘れがちなのが難点。PC起動時などに毎日見るところに置きたい。
△日記をEverNoteに書く→新人研修期間にやってた。短期集中で圧倒的成長する上ではいいが、並行的にリソースを割きたい日常にやるには重い。
◎競プロコンテスト感想をツイートする
△近日やることを網羅したメモ帳→院生の頃は良かったが、仕事とプライベートで違うPCを使ってる今は網羅しきれず効果が半減。その日寝るまでのTODO書き出すくらいで十分
△TODOリストアプリ→いくつか試したけど、メモ帳でいいや
△Excelに現行TODOをすべてまとめて、優先度や期日などを記載→紙の手帳や仕事の予定などとの整合性が面倒。1ヶ月のプライベートのタスクを管理するのには運用が重すぎる。
×ロジックツリー系のサービスでタスク分解を可視化→全然見ない
まとめると、1日の可処分時間が減って、使うPCが分断されたので、学生時代の管理方法だとリッチすぎる。おそらく2023年の運用はこうなる。
各ブログ:四半期まとめ、各テーマのまとめ
→ 読書記録noteとか、最近聴いた良い音声作品DLチャンネル記事とかも、もっとカジュアルに書いた方が捗りそう。
仕事用PC:仕事のタスク管理
VSCode:週記振り返り&日次でメモ
→ 結局1番開くのはVSCodeだし、マークダウンで十分。
手帳:カレンダー代わり
→ やっぱり週間バーチカル活用してアナログに一元管理は難しい。
読書メーター:読んだ本とレビュー置き場
メモ帳アプリ:今やることリスト
Excel:月~四半期のタスク構造化(列挙、ドリルダウン、タグ付け)
、icebox置き場
まとめ
1-3月の目標
技術
・AtCoder青色(~2月)
・典型90の★5以下を埋める
・ネットワークスペシャリスト午前合格圏
・Unityの基礎に取り組む
・VRゲームをプレイする
・DDD本を読み終える
仕事
・デスマーチを除き21時までに仕事を終える
・振られた仕事を余裕をもってこなせるまで業務効率化にフォーカスする
英語
・TOEIC受験する
・文法本1冊、単語帳1冊やる
・リスニング習慣を付ける
趣味・余暇
・ポケモンをクリアする
健康
・生活の中に運動を組み込む
・1/16~3/30で65日運動する
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