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あなたの一番いい声探しませんか(連続3回講座) はじめに「いい声とは」

こんにちは。藤井彩也香と申します。(さやかです)。私は青春の前半をかけて、演劇をやっていました。舞台が好きで、「舞台俳優です」と名乗るために人生の輝いている時期の大半を使いました。残念ながら、それを名乗れたのはほんの一瞬でしたけれど、でもその過程で、悩んだり、迷ったりして見つけたことを、ここで皆様にお伝えしたいと思います。それは「いい声」についてです。ってか、「いい声」ってそもそもなに?

「いい声」、って実は生まれながらのものだと思っていませんか?これは、半分本当で半分嘘です。「声」は生まれ持った肉体と生体、骨格から形成されるものですが、どんなに恵まれたものを持っていても、使いこなせなければ「いい声」は出ないのです。って、当たり前か。ピンとこないなあ、という方は、羽生結弦選手のスケート靴をはいて氷上を舞う自分を想像してみてください。錦織選手のラケットを持ってテニスコートに、あるいは石川遼選手のドライバーを手にコースに出る自分を想像してみてください。

そう、つまり、体を道具に例えるなら、上手に使う練習をすることで、あなたの持つ声のポテンシャルを最大に引き出すことができます。しかもその練習は、毎日2万回無意識に行っている「呼吸」を少しだけ意識的に行ったり、日常会話の時の話し方を少しだけ工夫したりすることで、ものすごく手軽に練習できるのです。

さて。声というのは、あまりにも無防備に日常使われますが、実は声を少し聞くだけでその人物のいろいろなパーソナル情報が分かります。大体の年齢。性別。出身地。人は、声から容姿を想像することも多いでしょう。

ここで!先ほどの話を思い出してください。

あなたという楽器のもつ最高に「いい声」を引き出すこと。は、日常的な少しの意識で可能なのです。だれの声も、つやと輝きを取り戻すことができます。

もちろん、オペラ歌手のような訓練された美声には、もちろん特別な訓練と時間が必要です。でも、わたしの言う「いい声」の定義は、オペラ歌手のような声でも、アイドル声優のような声でもありません。そもそも、あなたが、誰かの声の真似をすることには、何の意味もない。なぜなら、「あなたの声のポテンシャルが最高に発揮されている声」が、この世に一つの、たった一つの、いい声だからです。

そして、この声は聴く人に説得力を持ちます。信頼感を与えます。

Youtubeで動画配信をする方も増えてきました。「普通の人」がインフルエンサーになることは可能です。でも、その手軽さは、残酷なほどの選別と隣り合わせです。あふれかえるたくさんの情報の中で、もし同じ内容なら、「聞いていて説得力のある声」か「うわっつらの読み上げ文章」か、どちらを聞きたいでしょうか?

たくさんの舞台俳優や歌手といった「声」のプロやプロを目指す方から、会社員の皆さままで。人前で声を出す必要がある、あらゆる方に応用できるコツです。

ぜひ、私にお手伝いをさせてください。

「まとめ!」

この文章で私が言いたかったことは、

世界で一番いい声は、あなたの声のポテンシャルが最大限に引き出されたあなたの声!いうことでした! 

続く!


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