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藤井満
2021年9月15日 18:33
岩にしみいるセミとは? 閑さや岩にしみ入る蝉の声 有名な松尾芭蕉の句は「山寺」と呼ばれる山形市の立石寺で詠まれた。 斎藤茂吉はこの蝉をアブラゼミと主張し、小宮豊隆は「しみいる」というのはアブラゼミに合わないことや、詠まれた日は7月上旬でアブラゼミは鳴いていないとして、ニイニイゼミであると主張した。茂吉は後に自説の誤りを認めた。 京阪神では温暖化の影響で、シャンシャンシャンと狂ったように