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小学校を退職し、保育士なりました

4月ももうすぐ終わろうとしていますが、この度、3月末で小学校の教員を退職し、この4月から両親が経営をするこども園で保育士として働くことになりました。

辞めるにあたっては色々と悩みましたが、両親の跡を継ぐ前に、小さな子どもたちと向き合う尊い経験を積み重ね、幼児教育の世界で学びを深めていきたいと思うようになったのが1番の理由です。


4月に入り、保育士になっての1週間は、小さいな子どもたちの大きなエネルギーに圧倒され、毎日クタクタ。小学校と違って子どもたちとの距離も近く、新しい先生ということもありますが、脚、背中、腕、あらゆるところにしがみつかれながらも、子どもたちに揉まれる新鮮な日々を過ごしていました。

しかし、保育士になり、子どもたちとの生活に慣れる前に緊急事態宣言、そして、自粛、さらには、特別保育(特定の職業の保護者の子どものみを預かる)になり、急に子どもたちがいない生活になってしまい、今は寂しさを感じています。



noteを始めてまだわずかな記事しか書けていませんが、今後は幼児教育の世界でも、学んだことを記していきたいと思います。

ただ、今はわからないことだらけです。

ひたすら休日は教材研究をしていた小学校教員時代とは異なり、こども園はやらなければいけない教材のようなものは存在しません。(だから、楽だと言っているわけではありません)
こども園に子どもたちは「遊び」にやってきます。「遊び」は子どもたちの生活であり、「遊び」は子どもたちにとっての学びでもあります。この「遊び」をしなければならないというものはなく、教科書もありません。「遊び」は「自由」です。しかし、「自由」と必ず隣り合わせになっているものもあります。それは「不安」です。保育士が計画した活動も、子どもたちの興味や関心に応じて日々変えていかなければなりません。計画通りにこなしていくこととは異なり、これには大きな不安が伴います(だだし、子どもに合わせに変えていこうとするならば、です。)
不安を伴うけれど、今目の前の子どもとどんな遊びを展開していこうかと、ワクワクにしながら毎日を過ごしていきたいなと思っています。

そして、私の師匠が言っていた「まずは子ども理解ありき」という言葉を大切にし、今の目の前の子どもの理解からはじまる生活を紡いでいきたいと思います。


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