見出し画像

お散歩『で?』

お世話になってます、藤家矢麻刀です。
思えば久々の更新です。
先日表題の上演が終わりました、柴崎までお越しくださった皆様本当にありがとうございました。
終わってから、M-1観てバイト行って寝てご飯食べて、昨日の夜トイレが詰まりました。

企画自体は吉田くん(大学時代からの友達)となんかしたいねから始まって、僕が公演期間だったりしたこともあり、吉田くんの声がけで集まった人たちとの作品作りでした。
吉田くんの住む柴崎で、吉田くんの友人たちで、吉田くんが思ってることをやる、というなんともミニマルな、だからこそスケールのある作品だった気がします。

戯曲を吉田くんと共同で書いた。吉田くんが書いてきた想いを共有しながら、僕が一から書き直すという作業をした。作業をしていて、もちろん今まで読んできて面白いなと思ったものとかをやりたいって気持ちもあったけど、吉田くんのやりたい事がどうやったらちゃんと伝わるかの方が重要で、多分それは俳優として自分がいつもやっている作業だなとなんとなく思った。

散歩しながらお芝居をしたわけですが、散歩を考える、みたいなことに興味はなかった。
散歩の時間ってこうだよね、も特になかった。
ただ、散歩してると、見える景色とか、地面についてる足とかから全然違うことに考えが飛んで行ったり、気付いたら知らないところにいて不安になったり、そして何より、複数人で散歩した時に関係性から傍観者になる瞬間がある、この瞬間が妙に心地よかったりするなあということの方が大事だった。

あと今回の一番の発見は、劇場って異常だよなを再認識したこと。劇場大好きだけど、誰かが何かしているのを、大勢が黙ってただ観ている、というのは劇場だから双方の目だけで完結するけど、それを全く知らない人が観たら不審だしよく分からないし、その不審な目を不審じゃない何かにできたら良いなあと思ったのでした。

一応、僕と吉田くんはまた来年もこういう企画はやりたいなと思ってます。なんとなく、生活の一部として演劇ができた気がして、それと何より、自分が書くこと演出すること制作することが、分からない演劇をちょっと知る機会でもある気がする。
なので、またもしお知らせがあったら、暇だったら連絡ください。あと、戯曲とか映像データも、かなり拙いですがお送りできます。ご興味あれば連絡ください、感想もらえたら嬉しいです。これどうなの?とか、全然ノれない、とか。

つらつら思うままに整理せず書いちゃって読み応えも何も無い文章でした。
もう2020も暮れで、これ書いてるのはクリスマスです。バイト遅刻です。
どうか良いお年を。
年の瀬の夜はタバコがうめえ!

藤家矢麻刀


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?