【東京夜光『BLACK OUT』】終演

お久しぶりです、俳優の藤家矢麻刀です。
表題の通り、8/30に公演が終演しました。ご来場いただいた皆さま、スタッフ・共演者の方々、そして観に行けなくとも気にしてくれた方々、本当にありがとうございました。

名前を全て書き連ねたい衝動に駆られていますが、色々鑑みて、今回はこのような形で。

大変だったし、長いように見えて実際はあっという間な一ヶ月半でした。

自粛が始まってこの半年間、僕自身2本の演劇公演が中止になりました。
SNSを見ていても、延期中止になる映画や演劇の情報ばかりが流れてきて、それ以外にもあまりにも毒素が多くて、見ることをやめてました。

今回、演劇って、演技って何をするんだっけ、ということからスタートしてしまいました。
本当に、人と関わることがただでさえ下手くそな僕が、自粛を経てさらにダメになってました。ぶっちゃけ、稽古後チャリを漕ぎながら泣いた日もむちゃありました。

でも、周りを見渡せば、死に物狂いで食いついている俳優やスタッフの皆さまがいて、有り難いことに最後の最後まで助言をいただけて、何とか板に上がれました。本当に感謝しかありません。

舞台上で、演じられているものと重なって、其々が経てきた公演や、三鷹で行われた公演が見える(目視ではないけど)瞬間があって、客席にもそれを感じて、これは何だろうと思いながら、でもそれによってギアが上がることが多々あって、何とも不思議でした。
行われてきた/行われている/行われていく全てのことに対して、誠実でありたいと思った。

最後に、関わった全ての方の健康と、アカルイミライを願います。
無事終われたことには、1出演者として感謝しかありません。

またどこかでお会いできるように頑張ります。

2020/09/03 藤家矢麻刀

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