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良い絵ってなんだろうね

ということをよく考えます。

もちろん絵は評価されるに越したことはないし、僕も何万リツイートとかされてる絵見ると「うおおおこんな絵描きてえええ」ってなる。でも一方で、SNSだとそこまで評価されてないけどすごく自分の心に刺さるイラストってあります。


これの厄介なところは、どちらが正解か判断が難しいところです。
「こっちが正解」と言い切れる人はこんな記事読まず、そのまま突き進んで欲しいですね。

不幸なのは選びきれない人。絵を描いていると、急に自分が選ばなかったものを欲しくなる時があります。

僕は自分のイラストの顔の描き方や塗り方が流行りから少し離れたものだと自覚してますが、「今の流行りはこういうのなのに、自分はこの方向性で良いのだろうか…」ってのは結構悩みます。

だからちょいちょい絵柄を変えようとすることがよくある。でも元々の画力が低いから、変えようとしても結局変えられなくて中途半端な感じになっちゃうわけです。


僕は絵の難しさって、ここにあると思うんですよ。

つまり何が正解かわからないことが、「自分の進む道が正しい」という判断を鈍らせる点。その結果迷走して上達が遠のいたりします。


たぶん、これは僕に限った話じゃないと思う。

本当はそんなこと考える暇もないくらいひたむきに1つの絵柄を目指せればいいのかもしれないけど、ちょっとブラウザ開いただけで色んなイラストが目に飛び込んでくる時代なので、中々むずかしいものです。


まぁでも最近は、そもそも絵はそういうものって諦めつつあります。

「こっちのほうがいいかも」って別な絵を真似するたびに、元々好きな絵柄がどれだけ好きだったかを再確認してる気がします。それをきっかけに、具体的にどこが好きだったのか明らかになることもあるし、案外そうやって進むものなのかもしれない。


たとえば僕は現時点で「丸っこい顔」「微妙に焦点が合ってない目」「絶妙にリアリティのある身体」「宝石やガラス・陶器のような透明感ある質感」「鮮やかかつまとまった配色」「ぶわっと散らばった構図」が好きだとわかってます。

こうやって「自分にとっての良い絵とは何なのか」がはっきりしてくれば、今自分がしている努力の納得感は増してくるのかなと思う。


まぁ結局真似できないとなんの意味もないんですけどね、そこは頑張りどころです。

というわけで頑張りましょう。なんかまとまらない感じになったけど、そういう話でした。

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