[映画]黒い司法 0%からの奇跡

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黒い司法 0%からの奇跡

冤罪の死刑囚のために奮闘する弁護士ブライアン・スティーブンソンの実話を映画化です。
主演はマイケル・B・ジョーダン。

いや〜良い映画でした
乱暴に言ってしまえば、アメリカの歴史は差別との戦いの歴史で。
長く虐げられてきた黒人たちが、法の名の元に平等なはずの裁判で、本当に平等に裁かれるようになったのは、ごく最近の話。
いや、ひょっとしたら最近でも場合によっては平等ではないのかもしれません。知らんけど。

多くの黒人たちが、冤罪でも泣き寝入りで
時には命を失っていた1980年代のアメリカ・アラバマ州。
冤罪を晴らそうにも、検事も判事も警察も敵。
無罪を証明する証人がいたとて、あらゆる圧力をかけ、法を歪めてまで無効化。

そんな絶対不利な中、立ち上がろうとした弁護士がいたこと自体が奇跡。
これが実話だなんて。

しかし、彼がいたからこそ、多くの人に未来が開けたのです。
その揺るがぬ信念は、どこから来たのだろうか?
なぜ保てたのだろうか?

彼によって救われた多くの命。
そして、そんな彼でも救えなかった命。

いろんな想いが押し寄せてきて
気付けば泣いておりました。

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