[映画]1917 命をかけた伝令

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1917 命をかけた伝令

いやもう最高でしたね。最高。
年に数本しか言わないですけど
「観るなら絶対に映画館で観て欲しい映画」
です。

「全編ワンカット撮影」という触れ込みなので、勘違いしちゃいがちですが。
いくつかのブロックに分かれていて、それらがそれぞれ長尺のワンカットになっております。

これがまあ「どうやって撮ってるの?」の連続。
と同時に、半端ない臨場感。
ワンカット撮影することによって、一瞬しか映らないような、いわば端役な人間たちの息遣いと生活感まで伝わってくるような。
それを受けてるうちに、まるで自分がその場にいるかのような感覚に。

ストーリーは至ってシンプル。
第一次世界大戦中のフランス西部戦線、
1人の若い兵士が、最前線への伝令を頼まれ、もう1人仲間と一緒に伝えに行くだけ。
しかしそれが伝わらないと、我が軍は数千人規模の兵士を失う大ダメージを受けるのです。

余計な展開がなかったのも逆によく。
一人の兵士から観た、戦争の凄絶さと悲惨さ、残虐さ。
戦地のリアルがそこに詰まっておりました。

クライマックスのワンカットダッシュは、恐らく映画史に残る名シーン。
僕はIMAXレーザーで観ました。
いやこれ何人か大怪我してない?大丈夫?
と心配になるほどの迫力でした。

なるべく前の方の、スクリーンに近い席で観ることをお勧めします。


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