[映画]アイリッシュマン

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アイリッシュマン』

マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロ。
「シカゴ」以来、22年ぶり9回目のタッグだそうな。

そんなデニーロは今回、多くの殺人事件に関与したと噂の殺し屋フランク・シーラン役を。
彼のボスであるマフィア、ラッセル・バッファリーノ役をジョー・ペシ。
1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長ジミー・ホッファ役をアル・パチーノが。

なんたる豪華キャスト。
そして、重厚な芝居のぶつかり合い。
実際の話がモチーフになってますから。
リアリティも十分。

「裏社会」というのが、表とバランスを取っていた時代の話。
でも結局、裏は裏でないといけないんですよね。
裏が表になってはダメなわけで。
表の利権によって潤ってるわけですから。

出る杭は打たれる。
打たなければならない。
そのバランスを取るのが、デニーロ演じるフランク。

非情に殺しを遂行するのですが
決して血を好んでやるわけではなく
組織のため、そして自分を引き上げてくれたボスのため
「仕方ねぇなあ」
な感じが、凄く良く。そして怖く。

ただ、さすがのデニーロも、若い頃の役は少し無理がありましたね。
逆に老いた時の役はさすがでしたけど。

あと
上映時間3時間半は、さすがに長かったです。笑








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