貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 92 技術試験を受けても受けても不合格になり、試験管から「できるようになってから受けてよ!」という不満が‥。

  技術試験を何回受けても不合格になり、試験管から「できるようになってから受けてよ!」という不満が上がることってありますよね。ましてや、前回不合格になった同じところが、またできていなければ、なおさら試験管は、やるせない気持ちになりますよね。

 かといって、不合格になったスタッフは、練習をサボっていたわけではなく、それなりには努力をしていることもありますよね。

 その原因は、いくつかあると思います。当てはまるかどうか?は定かではありませんが、対処法をお伝えさせて頂きますね。

 1.担当上司をつける。一人の社員に、一人の担当上司をつけることって、一般の会社ではよくありますよね。多くの美容室では、担当上司をつけないところが多く、本人任せでレッスンをさせているところが多いですね。

  担当上司が、自分の部下のレッスンを要所要所でチェックしてあげます。手取り足取り教える必要はありませんが、どこができていて、どこができていないのか?を把握しながら、要所でチェックしてあげます。ある程度、試験に合格できるレベルに達したら、「このレベルなら試験を受けても大丈夫!」と試験の申請をします。これなら、試験管の不満も無くなりますよね。

 2.『審査項目』『審査の基準』『合格タイム』を明確にして、練習の段階から意識して取り組ませる。この3つが曖昧な美容室は、極端にアシスタントの技術合格が遅いと思います。試験を受けさせて、不合格にするのは構いませんが、今まで教えていなかったことを理由に落としたり、試験管の好みや感覚で審査してはいけませんよね。はじめから、『審査項目』と『審査基準』をしっかり伝えておけば、受験するスタッフが自ら審査できるようにしておけば、試験管の不満も激減しますよね。

 3.練習時のチェックに使えるように、『技術チェック表』があると、より効率的でスムーズに上達していきます。この『技術チェック表』は、『審査項目』と連動しているものを作ります。

 『技術チェック表』=『審査項目』

  これさえあれば、担当上司も、どこができていて、どこができていないのか?を把握しやすく、チェックがしやすくなりますよね。

整理しますと、

1.『担当上司』をつける

2.『審査項目』『審査の基準』『合格タイム』を明確にする。

3.練習時に使える『技術チェック表』を活用する。

お試し下さい。

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