貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 95 明らかに来店サイクルが延びている‥という悩みをお持ちのリーダー必読!part1

  新型コロナの影響や不況の影響で、来店サイクルが延びることってありますよね。失客はしていなくても、売上は大きく落ち込みますよね。来店サイクルは、大きく売上に影響してきます。逆に考えれば、来店サイクルが縮まれば、売上は上がるという事ですよね。来店サイクルによって売上はどれくらい変わるのか?を知ることから、本気の取り組みができると思いますね。

 例を挙げてご説明しますね。

顧客数(カルテ数)×平均客単価×平均来店回数年間売上 

仮に標準的な数字を入れてみますと、

1286枚(カルテ数)×8,000円(平均客単価)×3.5回(平均来店回数)=3,600万(年間売上)

平均来店回数が3.5回ですから、365日÷3.5回=104日(平均来店サイクル)

仮に、平均来店サイクルを『一週間』縮めると??

365日÷(104日-7日)≒3.8回(平均来店回数)

年間にしますと、

1286枚×8,000円×3.8回≒3870万

3870万-3600万=270万(増えた金額)

※来店サイクルを一週間縮めるだけで、270万の増収になります。

※かといって、お客様の支払う負担が増えたのか?といえば、そうでもありません。

平均来店回数が3.5回ですので、

3.5回×8,000円÷12カ月=2,301円(月間支払額)

3.8回×8,000円÷12カ月=2,474円(月間支払額)

2,474円-2,301円=173円(月間負担増)

 わずか月間173円で、ヘアースタイルがきれいに維持できる期間が増えるのであれば、安いものだと思います。

 そうなんです。来店サイクルの短縮は、お客様にとっても、メリットがありますよね。

 逆に、来店サイクルが1週間延びますと、同じように計算すると、217万円減収します。

 ということは、来店サイクルを『一週間延ばす』のと、『一週間縮める』のとではその差額が、

 270万+217万=487万違うことになりますよね。

大きな差ですよね。

 先ずは、来店サイクルが売上にどう影響するのか?をスタッフみんなで共有することが大事だと思います。

 part2では、来店サイクルを縮める取り組み方をご紹介しますね。

お楽しみに‥

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