貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol289 せっかくサロン見学まで来てくれているにも関わらず、面接の応募がない…とお嘆きのリーダー必読!第3弾

 就職ガイダンスに参加でき、自社のブースにも座って頂き、何とか自社プレゼンを聞いて頂いてサロン見学まで来て頂いても、最終的に面接の応募が無かった残念ですよね。そんな経験をされたことってございますか?
 私どもの会社では、昔はよくありました。昔、サロン見学者が10名を超えていた時に、少なくとも6人~7人は面接応募があるだろう…と高をくくっていましたが、結果は3名。「えっ!」ってショックを隠し切れないことがありました。
 理由が分からず、理由を知りたくて、自社のサロン見学を遠目で観察してみました。
 その光景を目の当たりにして思わず「あ~これはだめだわ!」って思ったことがあります。
 いくつか問題が見えたのですか、一番の問題は、サロン見学に来てくれている美容学生さんに対して、スタッフ全員がwelcomeな雰囲気では無かったことでした。サロンが混みあっていて、それどころではなかったのかも知れませんが…
 当日、サロン見学者があることを知らないスタッフもいて、そのスタッフが美容学生さんを見て、『誰?』みたいな顔をしているのを見て、これでは、無言で「うちのサロンには来ないで!」と言っているように感じました。
 また、対応してくれている人はいたものの、何か特別説明することもなく、店内を案内して「何か聞きたい事ありますか?」だけで対応している姿を見て、これでは入社したい…と思う訳がないと痛切に思いました。
 このことを皮切りに、『サロン見学者への対応ミーティング』を開くようになりました。
 そして、まず一番問題だったwelcomeな雰囲気づくりから始めました。
 サロン見学者が来られたら、手が空いてスタッフから順番に、一人づつ見学者に「見学のご応募ありがとうございます。アシスタントの○○です。何かご質問等がございましたら、遠慮なく声を掛けてくださいね!」と満面の笑顔での挨拶を徹底するようになりました。
 10人スタッフがいれば、10人から一人づつwelcomeな挨拶をされるだけで、感動されるようになりました。
 また、会社やサロンの特徴を箇条書きにして、誰でも答えられるようにしました。また、質問されるだろうと予測される質問事項を箇条書きにして、誰でも答えられるようにしました。
 また、お見送りもできるだけ多いスタッフで対応するようにしました。
 その効果があり、今では、サロン見学にさえ来てくれれば、面接応募して頂く確率がめちゃくちゃ上がりました
 ご参考まで…

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