貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 109 明らかに部下への関わりが薄い店長でお悩みのリーダー必読!

 店長としては、悪いわけではないけど、もう少し部下一人一人に対して、関って欲しいと思ったことってありませんか?関わりが薄ければ薄いほど、必然的に淡白なスタッフが増えてきますよね。また、唯一、会社とスタッフを繋ぐ接点なのが店長ですので、関りが弱いと、会社の方針等が伝わっていないという現象も起きやすいですね。
 しかし、店長に、「もう少し部下と関わって欲しい!」と伝えても、あまり変わらないことの方が多いですよね。

 では、どうすれば、店長が部下へしっかり関わるようなになるのでしょうか?

 私のオススメのやり方ですが、その店長を管理している直属の上司が、その『店長との関わりを増やすことが先決』だと思います。店長を管理している直属の上司(例えばマネージャー)が、店長に対して関わりが弱いと、当然、店長以下の部下にも、その連鎖が起きてしまいますよね。

 そうなんです。以外に店長との関わりが弱いことが原因で、店長以下の関りも弱くなっいている可能性が高いと思います。なぜなら、比較的、店舗間の距離が近い地域で多店舗経営をされている会社では、店長会議を行う頻度が多くなりがちになります。

 『店長会議』は頻繁に行っても、『店長との個別ミーティング』をされていないところが多くなりがちになります。5人の店長がいるのであれば、店長会議なら一度に要件が終わりますが、店長をバラバラに個別ミーティングをすると、5倍手間がかかりますよね。

 効率だけを考えれば、店長会議の方が手っ取り早いですが、各店、状況がバラバラですので、それぞれの課題に対応しながら具体的に進めていくには、個別ミーティングの方がはるかに効力を発揮すると思います。

 その際、店長会議では決して話すことのない、『店長の将来的なビジョン』や『個別の悩み』等もヒヤリングをすることができますよね。つまり、関わり方が強くなっていきます。店長に深く関われば関わるほど、店長の部下にも同じような連鎖が起きやすくなります。

 また、店長の個別ミーティングの際、その店舗の部下のヒヤリングをしっかり行います。

「○○さんは、最近どう?」「○○さんは、元気なの?」「○○さんのレッスンの進み具合はどう?」「○○君の今月の目標はクリアできそう?」‥‥等 毎回、部下の詳細をヒヤリングすることによって、店長の動き方が変わってきます。

 毎回、詳しく聞かれるので、関わっていなければ、すぐにバレますし、ヒヤリング内容を通じて、どう関わればいいのか?を自然に育成することもできますよね。

 店長の個別ミーティングを定期的に行い、部下の詳細をヒヤリングすることによって、店長が部下に対しての関わり方や関わる強さが変わってきます。

 お試しください。

 

 

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