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また今年もこの季節がやってきました。

昨日は、私の住む地域の桜の名所にウォーキングに出かけました。

写真はそのときに撮影したものです。

ウォーキングしながら、ふといろんなことに想いを巡らせました。

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「花は桜木、人は武士」のことわざにもあるとおり、

"パッと咲きパッと散る” その潔さが武士に例えられたようです。

でも私にはすこし違って見えます。

どういうことかというと、桜の木は、秋に葉を落としてからも、

寒い冬を乗り越え、その間もどっしりと構え、春の開花に向けて

ずっと準備しているのだと。

また桜の木肌はどちらかというと、ゴツい感じがします。

でもそんなゴツい木からは想像もできないような、淡いピンク

の花が咲く。

その奥ゆかしさ、控えめな感じに心が和みます。その感覚は、

日本人にはとてもフィットしますし、木のゴツさと、淡い

ピンクの花の奥ゆかしさのコントラストも、より花が映える

要因となっているのではないかと感じます。

さらに桜の花が淡いピンク色だからこそ、これからの季節に

色とりどりの様々な花がより際だって見えるのではないか

とも思います。

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だから桜は、花の季節のスタート!

もし桜の花色が原色系だとしたら、また違った感覚、もしかしたら

埋もれてしまい、春を代表するとまでにはならなかったのではないか

とも個人的には思ってしまいます。

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「桜前線」といった言葉もあるように、いま東京では満開を迎えて

いますが、私の住む街では5分~7分咲きといったところでしょうか。

まだ満開にはもうすこし時間がかかるようで、満開の桜をこれから

しばらく楽しみにしたいと思います。




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