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「Abbey Road」スタジオの思い出01
思い出シリーズですwww
もう、十年以上も前になるだろうか、そのころ、「ロック」というジャンルは、もはや「オヤジ」しか聞かないものだという、世間の空気を感じた俺は(若者はクラブミュージック的なものを聞いていて、オヤジたちは『今の若い連中が聴く音楽はわからん』と嘆く声をよく耳にしたところからピピっときたのだが……)、「このさい、ターゲットを親父に絞ってしまって、ビートルズやストーンズやプログレ、サ
Abbey Roadスタジオの思い出02
自分で企画した「オヤジバンド」の本の創刊号がそこそこ売れたもんで、2号目の「取材」という名目で、無料でイギリスまで連れていってもらうことになった俺。しかし、俺の今回の仕事は「編集者」のそれであり、また、とある旅行代理店が絡んだ「記事広告」のページを作ることにあった。
朝だったか、昼だったか、成田に少しばかり早く着いた出版社の社長、「○○さん」、そして俺は、ビートル話に花を咲かせていた。そこに、今
Abbey Roadスタジオの思い出03
ビートルズが好きで好きでたまらない俺だ。彼らが名曲の多くを録音していた「アビーロード」スタジオに足を踏み入れるのは、たとえ、それが「記事広告」作成のための、ライターとしての立場だったとしても、正直「感激」した。しかし、肝心の「録音」を担当するバンドである「ザ・ボーズ」がいない……。記事を作成する意味でも、「録音の様子」は知っておきたかった。そこで、
「僕が録音します!」
と声をあげ、動向した旅
昔の話ですいません02
エロ本会社を辞め、退職金で「Mac」を買ったはいいものの、まだ「データ入稿」の時代ではなく、「Mac」に活躍の場はなかった。会社を辞めてしまった俺は「フリーランス」として、元いた会社や、その会社時代に知り合ったライターやカメラマンなどのつてで「仕事」を探した。仕事といってもエロ人脈から紹介された仕事なので、当然エロ。入稿データも、相変わらすレイアウト用紙に「本文12Q」「キャッチ、M100,Y10
もっとみる昔の話ですいません(エロゲーへの道)03
続きをほしがっている人が約ひとりいたのでwww
え、さて、なぜか、ロックのアルバムタイトルを次々と「○○さん」と一緒に言い合うことで決まった「狂気」というエロゲーのタイトル。そしてロックアルバムからタイトルをいただいたからには内容もロック的反骨でなくてはと、そのころ流行っていたエロゲーの真逆を行くような、「自己」をしっかりと持った、「性奴隷」なんていう男の都合で弄ばれない、活動的で強い意志をもっ
昔の話ですいません(○○ゲーへの道)04
……そろそろ飽きられてるはずwww
ひょんなことから「エロゲー」を作ることになった俺。プログラムを一から学び、「サウンドノベル」形式のものなら作れそうな感触を得た。「狂気」というタイトルも決まった。あとはシナリオだ。「サウンドノベル」形式だから、選択肢の側の話も書かねばならず、長編小説なみにテキストがなくてはならない。そこで、俺はまず、主人公の女の子を、出版社ではなく、その下請けである「編集プロ
昔の話ですいません(○○ゲーへの道)05
まさか、こんなに長いものになると思ってませんでしたwww
もう、みんな飽きているでしょう!
全くの「一」から始めたエロゲー制作、声優さんも確保したし、これで流通業者も文句言わんでしょう……あ、Windows用にコンバートしなければならないという「お題」があったな。しかし、俺はなんかうまくいえないが「何とかなる」という強気な気分になっていた。エロい絵だって用意できたし、声優さんがボイスを吹き込ん
昔の話ですいません(○○ゲーへの道)06
もうさすがに山場もなく、つまらないと思いますが……www
さて、声優さんの声の録音も終わり、あとはその音声ファイルをMacに読み込んで、台詞ひとつひとつごとにファイル化し、ほぼ完成している「狂気」のプログラムにぶちこめばいいだけだ……。しかし、思ってもいなかったことに気づいた。声優さんの声をどのタイミングで出す? テキストを読む早さは人によって違う。また、声優さんがしゃべっているのと同じことがテ