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ダジャレが言いたいお年頃

黄金の国ジパングにはダジャレと言われるカルチャーがある。
おおよそある単語の語感を模して、繰り返したり、それっぽく言い換えたりするウィットに富んだジョークのことを指す。
「布団が吹っ飛んだ」などは有名なダジャレで、ハリウッドで映画化もされたジャパンの有名なコミックの主人公のセリフになっている。
俺はダジャレが好きだが、生憎残念なことに語彙力を持ち合わせていないために上手く言えない。
ただ、ダジャレにしたい言葉のストックはたくさんある。

例えば、「ジョジョの奇妙な冒険part4 ダイアモンドは砕けない」などがそうだ。
まず、ダイアモンドは砕けないの語感がいい。これに沿って面白いことを言いつつ、ジョジョの奇妙な冒険の方もちょっともじって日常のふとしたワンシーンを切り取れたらいいのにな、という構想だけある。

次に「ネスカフェアンバサダー」だ。
こちらも語感がいいので、「ネスカフェ」の方さえ思いつけばいいダジャレになりそうなのだが、ネスカフェと語感が似ている言葉の引き出しがもみあげしかない。ただ、もみあげアンバサダーよりも面白い単語がこの世のどこかにはあるはずなのだ。しかしながら思いつくことなく、俺は半年に一度ほど「もみあげアンバサダー」とTwitterに呟いている。唐突に呟くあのツイートは俺が白旗を降る際の鳴き声なのだ。

他にも、「博士の異常な愛情」「踊る世間は鬼ばかり」「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」など、ダジャレにしたい単語自体はたくさんある。

語彙力が欲しい。

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