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「時をかける愛」の中毒性がハッピーターンの粉級だった

結論から言うとどハマり!!
台湾で大ヒットしたドラマらしいと知ってから見始めたので、序盤は「まぁ普通かな?期待値を上げすぎたかも」くらいに感じてしまったんだけど、5話くらいから急激に面白くなってそこからはイッキ見だった。

まず、タイムスリップ、ラブストーリー、ミステリーの要素が複雑に絡み合ったストーリーの先が読めなくてグイグイ引き込まれていく。大筋は、事故で亡くした恋人の王詮勝(ワン・チュエンション)を2年経った今でも忘れられない黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)が、彼にそっくりな人の写真を見つけたことをきっかけに過去にタイムスリップするというお話。

最初の方は個人的にタイムスリップものが好きなのと、とある事件の真相をめぐるミステリー要素が面白いなぁと思って見ていたんだけど、物語が進むにつれてラブストーリーの切なさがどんどん加速。中盤の大学生編あたりからは毎話その切なさに胸を締め付けられ、次の日仕事があるにもかかわらず朝4時まで見るほど夢中に。前半で出てきたあのシーンに実はこんな意味が…!というタイムスリップものには欠かせない要素もバッチリ魅せてくれて、それがまたラブストーリーをより複雑で面白くしていくという、物語の中毒性がまるでハッピーターンの粉並み。危うく生活リズム崩壊するところだった(半崩壊はした)

どハマりした要因として大きかったのは、魅力的な男主人公だと思う。私はラブストーリーで常に当て馬を好きになってしまう人間(花より男子では迷わず花沢類派)なので、この作品でも序盤は当て馬ポジの子に心を持っていかれそうになったんだけど、男主人公がそれを覆すくらい本当に魅力的。大型犬っぽい可愛さが光る高校生から、すべてを包み込む優しさのある落ち着いた大人の姿まで演じ分けたグレッグ・ハンの芝居に何度泣かされたか…。もちろん、ヒロインを演じたアリス・クーの一人二役も本当に別人に見える素晴らしい芝居だった。韓国とかでもリメイクの話出てるらしいのでものすごく楽しみ。

ちなみに、現在と過去を行ったり来たりする物語でタイムラインが結構複雑なので、見る時は時間をとってイッキ見するのをオススメします。

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