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自主学習と「不正解への恐怖心」

1年生の娘の宿題に「自主学習」が加わりました。
自ら考え学ぶ習慣をつけるため、週1回、自分に必要な学びに取り組み、記録し、提出します。

学校は減点方式。テストは100点満点で、間違えたら失点します。
「不正解への恐怖心」は、無意識に正しさを目指してしまうようです。

一方で、私が独立したときに感じたのは「世の中に正解なんてない」ということ。今は常識でも状況が変われば変わってしまう。コロナ禍でリモートワークが当たり前になったように。

おかげさまで以前よりは、不正解への抵抗感が薄れてきました。世の中は加点方式。マルバツ以外のもので溢れています。

まず、マネてみた

さて、宿題に戻らなくてはいけません。
しかも自分ではなく、娘が前向きに取り組めるように……。

「ブログを作ってみよう」や「スイカゲームを作るには?」など、本人の関心領域に近い場所からスタートすると良さそう。ですが、娘にはまったく響かず……。

すでに「間違い」に対する恐怖感でいっぱいな娘。

話を聞くと、学校のみんなと違うことに抵抗感があるようです。
先回りして「ダメ」と指摘してきた自分に反省です……。

ただ、算数は好きな様子。
トドさんすう(アプリ)にハマり、数の概念が身について自信がついたようです。

トドさんすうの画面。大人も楽しい。

3歳から遊べる算数アプリ。問題文はほぼなく、感覚的に解くものが多い。

(字に起こしたら、算数と国語の両面で良さそう)
(先生が出した自主学習の例には、算数の場合が書いてある)

「トドさんすうの問題を、文章で書いてみたら?」

すると、自主学習の例を参考に、問題文、式、こたえをノートに書き出すことができました。

文章もそうですが、参考例をなぞる、真似する、大事なことです。
がんばったね!

後日、花丸をもらって帰ってきたので、当分はこの方法で宿題を乗り越えられそうです(ホッ)。

不正解への恐怖心を乗り越えるために

「失敗への恐怖心」を克服するには。私の経験則になってしまいますが、ひとつは「正解のない問い」を考えてみることだと思います。

大人になって立ち向かう「正解のない問い」は、学校の問題よりも面白いとはず。(面白くない問いもあるかもしれませんが)

どうしたらよりよいチームになるんだろう?
どうしたら世の中がもっと良くなるサービスを作れるだろう?

大人は、ビジネスのなかで考え、悩み、学んでいるはず。その姿を見せる、共有するだけでも、良い自主学習にならないでしょうか。

正解を知っているのは、娘を含む子どもたち。

学ぼう……!



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