2022.09.17 房総半島ツーリング【3日目】

行程

千葉県一宮町
↓<R128>
↓<R410>
千葉県南房総市(白浜町)

1) 一宮町~勝浦市

 この日はゲストハウスに宿泊していましたが、隣とはしっかり仕切られていて快適でした。海外からの観光客らしき人も多く、徐々にコロナ前の日常に戻ってきているような感じがしていました。

 一宮町周辺ではよく上の写真のような装置を付けた自転車を見かけます。サーフボードを運搬するためのキャリアだそうです。不安定になるようなイメージですが、実際どうなのかな…と気になります。
 宿は7時半ごろに出発しました。この日の行程は100kmほどで、日没までには宿に到着できそうです。もともとは雨予報だったのに晴れていました。台風が近づいていることもあり蒸し暑かったです。国道128号を走っていきます。一宮町からいすみ市にかけては典型的なロードサイド型店舗が連なる郊外の国道でした。少し寄り道をしながら、まずはいすみ市を目指します。途中では住んでいる地域にはないミニストップがあったので立ち寄って、唐揚げを買いました。

 いすみ鉄道の大原駅にも立ち寄りましたが、時間が合わず車両を見ることはできませんでした。駅舎の中はシャッターにイラストも描かれていて、さらに昔からあるような案内地図もありました。

 さて、再び走り始めます。とても派手なお店がありました。

 少しだけ国道128号を離れて大波月海岸のところを走ります。車が少なく快適な道です。「40高中」の路面標示が今でもうっすら残っていました。

 連休中なのもあり、岩和田海岸はサーフィンでにぎわっていました。リゾート地らしい風景です。イベントもやっていて、キッチンカーや屋台もありました。このあたりもリゾートマンションのようなものは多めです。

 下の画像は「月の沙漠記念像」です。真っ白な砂浜の上で、本当の砂漠のようにも見えます。

 再び走り始めて、勝浦市に入ります。勝浦と言えば猛暑の夏でも涼しい場所、ということで有名ですが、この日は気温も30℃くらいあり湿度も高かったため、9月とはいっても暑く感じました。

 勝浦バイパスと勝浦市街に向かう道の分岐です。自転車は左折。

 2車線にしてはかなり狭いトンネルが複数ありました。トンネルを抜けると勝浦の市街地に到着です。

2) 勝浦市散策

 勝浦といえば「勝浦朝市」が有名だと聞いていたので行ってみることにしました。駐輪場がなかなか見当たりませんでしたが、なんとか見つけて歩きます。駐輪料金は「店でソフトクリームを買うなら無料」とのことでした。最初にサザエの串焼きを売っているところがあったので食べてみることに。100円でした。朝市はなかなかにぎわっています。歩いていると勝浦市道路元標も見かけました。

 会社の人に「今度勝浦に行く」と話したら勝浦タンタンメンを薦められたので行ってみることにしました。

3) 勝浦市~鴨川市・鴨川オーシャンパーク

 勝浦の市街地を出てバイパスと合流します。新潟の親不知のような高架橋でした。海の上に道路が出ています。

 鵜原駅手前で旧道に入ります。

 ここも狭いトンネルが多く、自転車歩行者用のものが後付けで造られていました。

 なかなか険しい地形です。

 勝浦市と鴨川市の市境周辺は旧道も1車線の狭い道でした。斜面が崩落していました。

 ずっと走っていると温泉街に出ました。

 少しだけ現道に合流しましたが再び旧道へ。前方のトンネルはかなり新しいように見えます。

 旧道とは言ってもトンネルは少し広めです。歩道トンネルは「とんねるすいぞくかん」と書かれていて、中には魚の絵が描かれています。

 鉄分濃いめな飲食店。細かいところまで鉄道らしさを感じられます。「トクだ値カレー」というメニューがあったり、「乗務員不足により運行本数を削減してます」との貼り紙があったり。

 天津の街の中に入っていきます。なかなか狭い道でした。広島県の安芸津を思い出しました。

 しばらく走ると車が長蛇の列。何かイベントでもあるのか?と思いましたが、「鴨川シーワールド」入口の列でした。かなり賑わってはいますが、水族館に1人で行くのはあまりしたくなかったのと、時間がなかったので目の前を通っただけです。

 鴨川の市街地を走り抜けます。

 「鴨川松島」です。

 国道は海沿いを進み、眺めのいい道でした。

 ここで道の駅「鴨川オーシャンパーク」に立ち寄ります。

 サイクリングコースが作られており、道の駅にも掲示してありました。大学のゼミが関わっているそうです。この道の駅ではスタンプブックと国道128号の国道ステッカーをお土産に買いました。少しお菓子を食べて休憩します。今のところは天気が崩れる気配はありません。

4) 鴨川市・鴨川オーシャンパーク~南房総市白浜

 南房総市に入ります。「道の駅 和田浦WA・O!」があったので寄ってみます。この辺りはクジラが有名だそうです。

 チーバくんが「不思議ないきもの」というのは知らなかったです。ここでくじらコロッケを買って食べました。クジラの肉が粒のように入っていました。

 和田白渚海岸周辺。

 ここから国道410号に入り、白浜方面に向かいます。400番台の国道とは言ってもきちんと整備されており走りやすい道でした。

 「道の駅ローズマリー公園」に立ち寄り。道の駅とは思えないようなヨーロッパ風の建物でした。大量の人形が展示されています。

 日本の北緯35度線最東端。ちなみに最西端は島根県江津市になっています。

 細い町道にも看板があるのは珍しく感じます。

 17時を過ぎ、少し暗くなってきました。明るいうちに宿に着けるよう少し急ぎます。

 ここにも上手な絵。

 「道の駅ちくら・潮風王国」は営業時間外。スタンプも押せませんでした。

 少し雲が増えてきました。台風が近づいているようです。

 宿に向かう前に千葉県名物の素掘り隧道に行こう!と思っていたのですが通行止めで行けず。ここで雨が降ってきました。

 南房総市白浜に到着。大規模なホテルが多いように見えますが、左にある建物はもう廃業しているようでした。この日は近くの民宿に泊まります。素泊まりで1泊4500円でした。
 宿に到着し、スーパーにご飯を買いに行きました。建物は古いですがゆっくり休めました。

5) 走行記録

  • 走行距離 96.05km

  • 獲得標高 461m

  • 平均速度 21.1km/h

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