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#96 whetherで覚えるべき1日1センテンス

この記事はVoicyで配信した洋書「7つの習慣」の英語復習回をまとめたものです。音声での解説もぜひご視聴くださいませ。
>>だれでもMBA English

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だれでもMBA English の Fujiです。

今回は、whether で覚えるべき 1日1センテンス。

接続詞 whetherは、「〜かどうか」の意味で覚えているかたが多いかなと思いますが、他にも知っておいて欲しいことがいくつかあります。

それでは、いってみましょう。

■ whether と weather

まず発音ですが、weather 一度発音してみてください。
そうです、発音記号は [ wéðər ]

次に「天気」の weather を発音してみてください。
そうなんです、「天気」weather の発音も、接続詞 whether と同じなのです。

接続詞 whether と 「天気」の weatherは、音が同じだけど意味が違う同音異義語( homonym )」です。hononym は、発音としては一緒なのに、品詞も意味も全然違うので、出てくる度にどっちで使われているのか見分けないといけないんですね。 

whether と weather の場合は、品詞が名詞と接続詞で、使い方が全然違うので、どちらの意味なのか混乱することはほぼないかなと思います。

同音異義語( homonym )
・ whether(〜かどうか) と weather(天気)
・wright(書く)と right (右, 正しい)

ちょっとややこしいのですが、「発音一緒で違った意味の単語がある」ってこと、覚えておいてほしいです。

それでは、接続詞 whether の使い方を見ていきましょう。

whether は、名詞節も副詞節も導くことができ、どちらでもよく使います。
まずは、名詞節ほうから。

■ whether [接続詞] ① 〜かどうか(名詞節)

名詞節の場合、「〜かどうか」という意味になります。たとえば、

✔ I don’t know whether he will come or not.
(彼が来るか来ないかわからない)

「〜するのか、しないのか」という意味になりますので、「 whether S V 」の後に「 or not 」が付くことがとても多いですね。ちなみに「 or not 」は前に来ても OK ですので、

✔ I don’t know whether or not he will come.

と言っても、どちらでもいいです。
Fuji的には「 or not 」を後ろに付ける人のほうが多いかなっていう印象ですね。

注目したいのは、whether が名詞節として使われているので、whether 節が「know の目的語」になっていることが大事なポイントですね。

名詞節として使われる接続詞というのは限られていますので、資格試験にもよく出ます。
では次に、副詞節のほうへ。

■ whether [接続詞] ② 〜かどうかに関わらず(副詞節)

副詞節の場合、「〜かどうかに関わらず」という意味になります。たとえば、

whether you help or not, the plan will fail.
(あなたの助けがあってもなくても、その計画は失敗するだろう)

よく使う接続詞、because とか when とかと同じように、副詞節として使われ、後ろに SV が続きます。

ちょっと文法用語が多くなっちゃいましたが、とりあえず、

whether が出てきたら、
名詞節/副詞節、どちらとして使われているのか?

が注目して欲しいポイントです。

■ 7つの習慣では>>

洋書「7つの習慣」で出てくる whether は、名詞節/副詞節、どっちで使われているしょう?

✔ 〜 because these principles apply to everyone, whether or not they are aware, this limitation is universal.
(これらの原則は、気づいていようとなかろうと、すべての人に適用されるため、この制限は普遍的なものです。)

「7つの習慣」で出てきた whether は、
副詞節で使われていますね。

それでは最後に、

▶ whether で覚えるべき 1日1センテンス

#96whetherセンテンス

意味 >> 彼が賛成するかどうか、わからんなぁ。

今回は、名詞節として使われていますね。

シチュエーション
たとえば、自分のボスやマネージャーに何かを提案するような時、提案内容に自信がなくて、
「これでいけるかどうか、ちょっと悩んでんだよね」
みたいに誰かに相談。すると、その相談相手が、
「いいじゃん、いいじゃん、これでいけると思うよ」
って言ってくれた。その後で、
「彼が賛成してくれるかどうか、わかんねえんだよなぁ」
みたいな感じで使う。

あるあるのシチュエーションですね。

(音声を聴ける環境でない方は、「いっしょに10回チャレンジ」は気にせず、すっ飛ばしてくださいませ。)

■ いっしょに10回チャレンジ♪

音声聴きながら、声出せる人はいっしょに声出して、10回言ってみましょう!声出せない人は、心の中で言ってる感じでいっしょに文を追っていただけると、それだけでも練習になっていくんじゃないかなと思います。
(7分45秒あたりから)

10回声に出すとわかると思うんですが、10回言った後、ぜひ目をつぶってセンテンスもう1回スッと言えるかなってやってみてください。絶対言えるから。それをモチベーションにするんです。
「よし出来た。一歩進んだな。」みたいに。

英語力を身につけることも大事ですが、英語学習し続けるためのモチベーションを作ることも、めちゃめちゃ大事です。正直ね、細かいことはさておき、英語は「続けることができたら勝ち」みたいな分野ですので。

「費やした努力は裏切らない」そういう意味で英語はすごくいい分野だなーってめちゃめちゃ思ってるので、モチベーションの1つみたいな感じでとらえていただけたら嬉しいなと思います。

■ まとめ

今回は「 whether 」について深堀りしてみました。
「1日1センテンス」のイメージ、練習法や英語の学習法など、音声のほうでさらに詳しく解説しています。
お時間余裕がございましたら、ぜひご視聴くださいませ。

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