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硬券0040 備讃商船

備讃商船

備讃商船は、下津井電鉄の創設者である永山久吉氏により大正3年に創設されています。
永山氏は、下津井電鉄、備讃商船、両備バスの創設者なのであります。

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昭和初期 A型硬券 無地紋 一般式 赤刷

江の浦寄港便もあったようですが。

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昭和7年 A型硬券 無地紋 一般式 赤刷

下村は、今でいう「下の町」。JR備讃瀬戸大橋線の「上の町」駅と対比すれば位置が予測できます。
下津井から半島をさらに回った児島の東側の湾内に沿う漁村ですが、途中の萱刈、下村、田ノ口まで
点在する村に寄港もしていたのが分かります。それぞれの行き先の券を確認済です。

上下の券では、通用日の記載様式が異なっています。
航路の譲渡時期は不詳ですが、下津井~本島~丸亀は別会社へ。湾内の寄港はいつの間にか、ありません。

さて、丸亀ー下津井がメインでありましたが、坂出便の別航路もあり、当時盛況であったという「千当海運の千当丸の連絡船」にも対抗していた時期があったようです。

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昭和初期 A型硬券 無地紋 一般式 赤刷

丸亀と同額の60銭のものです。

資料が増えれば更新追加させていただきます。

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